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⚠︎御本人様には一切関係ございません⚠︎
こちらの作品はwrwrd様の小説版創作ドラマとなっております。
登場人物に出てこない方がいるかもしれません。
公式の情報をアレンジしている箇所がある可能性がございます。
ご理解頂けますと幸いです。
・腐等の要素は一切含まれておりません
・軍パロ
・sha様が主人公 となっております
キャラ崩壊や誤字脱字等あるかもしれませんが、ご了承ください。
それではどうぞ、ご覧下さい。
ーまず初めにー
貴方にとっての”幸せ“とはなんですか_?
もし、絶望の崖っぷちに追いやられてしまった時はどうしますか_?
それでも、”幸せだ“と胸を張って言えますか_?
このような場合人は、自分の殻に籠ったり、人に相談したり、
あるいは 自害 したり
様々な行動を取ります。
1つ、助言をしてさしあげましょう。
何か困った時、救われたい時
神頼みという選択肢もあります。
満月の夜
月明かりに照らされながら1人の少年は願う
sha「…もし、ほんまに神様が居るならば、」
俺が、居なかった世界線にしてください
sha視点
ある日、幹部全員に集合がかかった
何だろうと思いながら急いで会議室へと向かった
ガチャッ
会議室の扉を開けると殆どの人が集まっていた
そこに集まっていた幹部は、tn、kn、rbr、em、syp、ci、zm
そして、総統のgr
来てないのは何時も遅刻常習犯の彼奴だけだ
ガチャッ
??「すまん、遅れた〜」
tn「遅いで、大先生」
大先生と呼ばれるその人は”ut”だ
ut「まじごめん〜」
あまり心のこもっていない謝罪には聞き飽き、皆スルーしている
gr「全員集まったな 」
grはそう言って話を進めた
gr「近々、戦争がある」
sha「!?」
戦争?!
そんなん一言も聞いてない!!
勿論、皆も目を点にしていた
tn「…grさん、それいつ決まったん?」
gr「…先月、?」
tn「先月ぅ?!」
あぁ、また始まったw
grはいっつもギリギリになって大事な事を言うからいっつもtnに怒られてんねん
恒例行事やで?w
gr「t、tn氏落ち着きたまえ、(汗」
tn「はぁ、ほんで、何時あるん?」
gr「…」
grが黙った
これ、今週の何時かちゃうよな…?
gr「明後日…だゾ」
sha「明後日?!」
思わず声を出してしまった
tn「…何処となんや?」
gr「S国だゾ」
S国…
よかった、今回も勝てそうやな
俺はそう思っていた
会議は終わり、tnはgrだけを呼び止めた
他の人達は各々戦争に向けて準備をしろと、そう告げた
戦争当日
自分達が優勢に立っていると思っていた
でも、何かが可笑しい
戦場にいたのは俺と、ut、ci、syp、zm、em、knの7人だった
tnはgrの護衛として
rbrは指示役として城に残っていた
各々sypci、zmem、knutで別れていた
俺?
俺は適当に皆の所に援護として走り回っていた
俺は強いから
1人で十分なんだ
zmemの所に居たり、knutの所に居たり、sypciの所に居たり
その場その場でアドバイスをしながら上手く立ち回っていた
その時は丁度”knut”の所に居た
《sha!100人くらいまた来とるで!》
rbrからの報告を受ける
sha「りょーかいッ!」
そう言って
ブンッッ
と愛武器のシャベルを振り回して一気に周りに居た数十人を倒す
ut「相変わらずshaちゃんは強いな〜…」
そういいながらも
バンッバンッ
と銃を敵に的確に撃っている
sha「大先生やって強いや〜ん」
それにしても、可笑しい
何が可笑しいかはよく分からないが、可笑しい
強いて言うならば敵の人数が少ない
kn「今回の戦争余裕やなー!!」
knはそんな事を言いながら楽しそうに敵を倒していってる
何かが引っかかる
sha「なぁ、敵の数少ないと思わへん?」
ut「…確かに、いつもやったらこんな喋ってられへんしな」
確かに大先生は何時も倒すのに必死そうだった
kn「んー、色んな所に分散しとるんか?」
その可能性はあるにはある
でも、そうなると
rbrは俺を違う所に送るはずだ
何となく、総統が危ない気がした
sha「…俺、城に戻ってみよっかな」
ut「え”…嘘ん?!」
ut「shaちゃん居らんくなったら…」
確かに、ちょっとキツくはなるかもしれない
でも、もしかしたら負けるかもしれない
その不安が俺を襲った
kn「…ここは大丈夫やからshaはgrの所行ってき!!」
sha「!」
sha「ええん?」
kn「俺も正直怖いしな…」
knは俺と同じ考えに至っていたようだった
ut「シッマも…?!」
ut「…分かった、気ぃつけてな」
sha「それはこっちのセリフやわw」
俺は城へと戻り、grの安全確認をしに行こうとした
その時、報告された
《ッ、戦争はッ!終わりや終わり!!》
は?
sha「どういうこと?」
続けてrbrは言う
《grのッ、総統の首が取られたッ!!あっちは不正しとる!!》
首が…取られた…?
総統の首を取るという行為
戦争においてそれは勝つことだ
今回grの首が取られた、すなわち殺された
という事は俺らは負けた事になる
でも”不正“この言葉がrbrの口から出てきた
戦争においての不正は、共通してあるものが1つある
敵国が降参をしても殺しにかかる事
これがどの国同士の戦争においても共通して不正となる事項だ
後は、戦争前に互いの国同士で決めたルールを破ると不正になるが
今回そんなのは決めていない
つまり、 “それ” しかない
grは敵国が部屋に入ってきた時降参したのだろう
それでも殺した
俺は許せなかった
殺したS国の奴に対してもそうだが、
何より自分に対しての怒りが止まらない
何となく、気付けてはいた
でも、何処か “大丈夫” と思う自分がいたせいで総統の元へといけなかった
《終わりッ!!戦うなッ!!ッ、城にも敵が入ってきとる、!》
《はよ、戻ってきてッ!もう、俺しかッ_ブツッ》
それ以降rbrからの通信は無かった
ut「首が…取られた…」
kn「…tnは?!」
kn「grの近くに居った筈やろ、?!」
確かに、tnはgrの護衛として常に傍に居る
sha「…殺された、?」
ut「嘘やん…」
絶望に浸っている暇は無い
一刻も早く城へと戻らなければ、rbrまでッ!
sha「はよ戻るで!rbrが危な…い… 」
俺は2人の方を振り返った
でも2人は居なかった
いや、正確には居た
地面に寝そべってる2人が
sha「は、?」
なんで?なんでなんでなんでなんで?
すぐ側にはS国の奴が立っていた
その手には鈍器が握られている
一撃で、殺してしまえそうな
sha「おッ、前”ッ!!」
俺は怒った
頭の中は怒りで埋め尽くされた
そこからの記憶が俺には無い
zm「sha!!」
sha「ハッ」
zmの俺の名前を呼ぶ声で我に返った
sha「zm…?」
よかった、zmは生きとる…ッ!!
zm「お前…全員殺したんか? 」
え?
俺の周りを見渡すと
一面血の海になっていた
sha「分からん…覚えてない」
zm「…そっか、じゃあ、城戻ろか」
そう言って俺の手を取りzmは歩き始めた
sha「待って、他の皆は?!」
そう聞くとzmは立ち止まった
zm「皆…殺られた…ッ」
zm「…はよ行くで」
再びzmは歩き始めた
思わず、俺は握られていた手を離してしまった
立ち尽くしてしまった
皆…死んだ…?
上手く現実を受け入れられないが、取り敢えずzmに着いていこうとした時
後ろから声が聞こえた
それは、俺が倒した奴からだった
「〜〜……〜…〜〜…〜、ッ!」
sha「ッ!!」
其奴は途切れ途切れに喋った
全て聞き終わったあと俺は絶望した
…
zmを追いかけて城へと急いだ
城に着いたらrbrが出迎えてくれた
rbr「お前ら…他の奴らはどうしたん?」
zm・sha「……」
何も言わない俺らから何かを察したのだろう
rbr「取り敢えず、中入り」
俺達は城の中へと進んで行った
前までは活気で溢れていた城の中
五月蝿いknがいて、ut軍団もそれでいて騒がしく、emさんは何時もいじられていた
tnだってutやgrに怒ったり、皆で食害擦り付けあったりして……
改めて、凄く楽しい毎日だったなと思う
これが、俺にとっての最大級の “幸せ“ だと思う
それから俺達は城を綺麗にした
敵の血で汚れていたり、物が散乱していたり
とても酷いものだった
_総統室
その中にも入った
中は見るに無残なものだった
死体処理は俺とrbrの2人で行った
その後、俺が総統となり2人は幹部
減っていた部下も徐々に増えつつある
皆、前までの活気がない
何時もあの時の事を考える
彼奴の言葉を_
今日は満月だ
気分転換に外に出ることにした
俺はまた考えた
あの時彼奴は俺にこう言った
「お前の…ッ大事なッ、人達を殺、せて…俺は幸せだ…!」
その時に思い出したが、彼は俺が軍人学校的な所に通っていた時の同級生だ
彼奴は入学したての頃、強いというだけで周りからチヤホヤされていた。
俺はなるべく人前で”本当の実力”を出さないようにしていた。
でも、バレた。何が原因でだったかは忘れてしまったが、バレた。
その日から彼奴ではなく、俺が皆から注目されるようになった。
それが彼奴は憎かったのだろう。
あの時から、ずっと俺を憎んで…ッ
満月を眺める
その満月が俺にはとても眩しく感じる
俺の心の中の全てを見透かされているような、そんな月に見えた
sha「俺が…全ての元凶やったんやな(ボソッ」
ぽつりと、呟く
sha「もう、苦しいよ…皆が居なくなって、楽しくなくなった…」
sha「帰ってきてや…(涙)」
ツゥーっと、頬を何かが伝う
sha「もう一度、皆が笑えるようになる為には…」
俺は再び月を見る
月明かりに照らされながら、俺は願う
sha「…もし、ほんまに神さまが居るならばッ!」
“俺が居なかった世界線にしてください…ッ!”
そう願った瞬間頭の中に声が聞こえてきた
『本当に、それでいいのですか?』
え?
誰やろ、神さま、なんかな?
sha「貴方は…神さま、ですか?」
『そうですね、貴方達のいう神さまに値します』
ほんまに、神さまなんや…
何故か、其れが本当の事と直感的に感じ取ってしまう
『本当に、あの願いで宜しいのですか?』
…あれで、皆が救われる筈やもん、
そう思い、俺はこう返した
sha「…はい、そうしたら皆は救われる筈やもん、! 」
sha「HappyENDにできる…から、!」
sha「だから、俺の願いを、叶えてください…ッ」
必死に、そう語り掛けた
少し間があってから、また神さまらしき人が話始める
『それだけが、本当の救いの方法とは限りませんよ』
は、?
ど、ういうこと、?
『…もう一度だけチャンスを差し上げましょう』
sha「チャ、ンス、?」
sha「もう一度、この苦痛を味あわなあかんの、?」
『…それは、貴方次第でございます』
『それでは、暫しお待ちを』
sha「ちょ、待ってや、!俺、もっかい味わうのやだ…ッ!!」
sha「ねぇッ!ねぇってば…」
もう一度皆の死を見届けなあかんの…?
sha「嘘、じゃん…」
俺は膝から崩れ落ちた
その瞬間、目の前の景色が歪み始めた
気がつくと、そこは辺り一面真っ白な場所だった
sha「誰か、居ますかー…?」
弱々しい声で周りに誰かいないか確認した
シーンっと静まり返るこの空間
その時、また声が聞こえる
『貴方は、救いの方法が幾つあると思いますか?』
sha「…え?」
めっちゃ急に変な質問されたな…
救いの方法…そりゃあ
sha「1つ…ちゃう、?」
『そうですか』
『救いの方法とは複数個存在するものです。誰かにとっての失敗が、実は誰かにとっての救い、なんて事はよくある事です。』
そう、なんや
知らんかったな…
『…今から貴方を過去へと飛ばします。簡単に言えば、タイムリープですかね、』
た、タイムリープ!?
『これからの物語の結末、分岐は貴方の一つ一つの行動にかかっています。飛ばす先はそれ程前ではありませんので注意してくださいね。』
取り敢えず、皆がいなくなる前には飛ばされるんやな、良かった
『貴方の望む結末になるようにしてみてください。した結果、どうしても無理なのであれば、次は本当に貴方の居ない世界にしてさしあげましょう。』
『果たしてそれが、救いなのかは分かりませんが』
…
『…それでは、過去へと飛ばす準備が出来ました』
『過去へと飛ばします』
その瞬間、また俺の視界が歪みだした
『さぁ、頑張ってくださいね』
sha「ありがとう、ございます、」
意識が途絶えそうな中、最後にこう言っているのが聞こえた
『もう、貴方が此処に来ない事を願います』
その言葉を聞いてから、俺の意識は途絶えた
“朝ですよー!起きてくださーい!!”
rbrの朝のインカムで起こされる
起きな…
それにしても、さっきのあれ
夢やったんかなぁ…
まぁ、流石に夢よな…
俺は軽く身支度を済ませて食堂へと向かった
向かっている途中、後ろから思いっきり肩を組まれた
sha「ぅわ、ッ?!」
誰かと思い振り向いてみると
そこには_