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「だったら……アンタは…………愛して……くれるの……?」
「は? 何言ってんだ?」
思いもよらない優子の問いに、拓人の鋭い眼光が、なりを潜め、微かに見開かさせる。
冷淡に答えたが、彼の鼓動が大きく打ち鳴らされた。
「セフレでもヤリ友でもいいから、私を愛してって言ったら…………アンタは……愛してくれるの……?」
懇願するような女の声に、拓人の表情が、底意地の悪い笑みを深めた。
「あんた……前の男に振られて、身体だけじゃなく、愛にも飢えてんの? 誰でもいいから、男に愛されたいって……思ってるんだろ?」
「…………」
図星を突かれたと思ったのか、優子は拓人から視線を外し、瞳を伏せた。
「じゃあ、あんたの望み通り、愛してやるよ。ただし……」
彼は、何かを企むような下衆な笑みを湛えると、女の顎を掴んだまま、至近距離まで顔を寄せる。
「…………俺のヤリ方でな?」
拓人が身体を離し、ベッドから抜けると、クローゼットに入り、まだ下ろしていないネクタイを二本掴む。
ブランドタグを取り外し、女の元へ歩み寄ると、細い腕を引っ張り、痕跡だらけの身体を起こした。
一本は優子の目隠しに、もう一本は繊麗な両手首に括り、女の頭上に固定させると、ベッドに押し倒して縫い付ける。
「みっ…………見えないんだけどっ……!」
「言っただろ? 俺のヤリ方で……愛してやるって……」
彼が優子の耳元に甘く言葉を流し込むと、薄紅に染まっている耳朶を舌先で舐めしゃぶった。
「ひゃんっ……」
女が、上ずった艶声を漏らし、肢体を大きく跳ねさせた。
何も見えない恐怖に怯えているのか、全身が泡立ち、もどかしく身じろぎさせている。
拓人は、拘束した手首を左手で押さえつけると、しばらくの間、泡まみれの裸体に施された赤黒い刻印を眺めていた。
(へぇ……。廉のヤツ、よっぽどこの売女が…………お気に入りって事か……)
彼は、ほくそ笑み、指先で脇腹を滑らせると、引き締まった腰回りがビクッと浮き上がる。
「何も見えないせいか……あんたの身体の反応…………敏感だな……」
拓人は、脇腹をなぞっていた指先を、焦らしながら這い上がらせていく。
柔肉の頂に辿らせ、色濃く実った小さな肉粒を、そっと撫でた。