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あお:中学の時にあった方 青:高校で会った方
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高校の入学式。正直言うと友達ができないんじゃないかと不安になっていた。誰でもいいから友達になってくれねぇもんか。あ、でもどうせなら気の合う友達がいいな。あおみたいな、、、ってそんないるわけないじゃん馬鹿、
?「あの、よろしくね。」
桃「うん、よろしく。」
びっくりした。急に話しかけられた、この子は誰だ、?まあでもお隣さんとは仲良くなって損はないかも、
桃「君、名前は?」
青「っ、あぁえと、蒼野青、」
あおと同じ名前、そうだよな、「アオ」って名前、男の子の方が多いよな。あおは女の子だったけれどこっちの青は男の子だ。まあ名前なんてそんなもんか。
桃「俺は橙田桃。一年間よろしくね。」
青「うん!よければ仲良くしてね。」
桃「俺の方こそ、仲良くしようぜ。」
こうして青とは友達になって、今となっては親友とよべるほどの仲の良さになった。
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桃「母さん、今度友達と遊びに行っていい?」
紫「うん、いいよ。いつ?」
桃「今週の土曜日。」
紫「はーい!じゃあ橙君にも伝えとくね。」
橙「その必要はないで紫ーくん。」
紫「なんだ、聞いてたのか~」
月日が経ち、俺は今高校二年生になって三ヶ月経とうとしていた。友達とは青のことで、土曜日どちらも暇だから夏服を買いに行こうと約束していた。そして見てわかる通り、その許可を得ていたところだ。
桃「じゃあ、青に伝えてくる!」
紫「はーい、青君と仲良くね~」
スマホでメッセージアプリを開いて、青と一緒に細かい所を決めていく。(時間や集合場所など) そして一段落してスマホを眺めてにこにこする。あぁ、楽しみだなぁ、、、入学時は友達がちゃんとできるか不安だったが、青という素敵な親友もできて、クラスにも馴染めて。本当によかったな。さ、今週はお出掛けを楽しみに頑張ろう。
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~おまけ~
黄視点
橙「うん。採用!」
そう告げられ最初はポカンとした。面接終わって出ていこうとした瞬間に呼び止めらた。「採用」という言葉に「君には俺の息子のお世話をしてもらおうかな。」とも付け加えられた。え、嘘でしょ。そんな会ってまだ十分も経ってない奴に大事な跡取り息子の世話を任せるか?そんなこと15の僕でも危ないってわかりますよ。
黄「いいんですか?僕で、」
橙「君でいいじゃなくて君がいいんだよ!」
なんだか初めて誰かに求めてもらえた気がする。
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そんなこんなで決まった職場。初めてのことばかりでわからないところばかりだったが、そのたびに旦那さま(こと橙さま)と奥さま(こと紫さま)が懸命に教えてくれた。同期で同い年の同じ仕事、お世話係の赤も仕事を覚えるのが早くて、わからないことを聞いたら親切に教えてくれる。最初は軽すぎる採用の言葉に戸惑ったが、今となってはこんな恵まれ過ぎてる職場、他に無いんじゃないかとあの日の採用を嬉しく思う。そして僕がお世話している桃さま(こと坊っちゃん)が毎晩奥さまに聞かせてもらっている話。運命の人の話だ。僕はその話を聞いたときに、僕にも運命の相手がいるのかなと夢見た。まあ好きな人なら、もうすでに見つけているのだが、、、 「続く」
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「運命のお姫さま」~親友~
おまけは普通のメインの物語が千字無かったときに書きます!
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