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【シーンのある人たち中心に】
村田孝好の行方と名取静・港区エリアの某契約者一人の契約
村田孝好:東陽英倭へは「行かなかった」
村田は、かつて月影が示唆したような大手への移籍や、組織の保護下に入る道を選ばなかった。彼は「特定の誰かのためのインフラ」になる危うさを身をもって知った結果、一度フリーランスの、あるいはごく小規模なボランティアに近い形態で、名もなき現場へと消えていった。
名取静:【AI執事サービス】検討を経て継続へ
システムと契約の変わり目に、プラン移行への案内通知が届いた。
「これからも続けようかな?」
当初は迷ったが、続けることに決めた。
港区エリアの某契約者一人:【AI執事サービス】への移行
村田という「生の人間」への依存から脱却させるため、彼女の契約は新生テックフルネス・アソシエイトの【AI執事サービス】へと強制的に、しかし丁寧にスライドされた。皮肉にも、村田の不在が彼女を「自律」へと向かわせることになる。ちなみに、他の契約者たちの中にもこのサービスへ移行したケースがある。
2. 月影真佐男のポジション
月影は、新社名『株式会社テックフルネス・アソシエイト』において、「最高倫理責任者 (Chief Ethics Officer)」のような立ち位置に就いた。
現場を統括する実務からは一歩引き、臼井マネージャーや星あずさが進める新プロジェクトが「かつてのマルトク」のような傲慢な暴走をしないよう、文字通り「絶縁体」として目を光らせる立場。
3. 佐伯紗江と兄・浩一の末路
佐伯浩一 (兄):引退後、彼が信奉した「データ至上主義」の空虚さに耐えられず、かつての敵対勢力やクレーマーたちからの嫌がらせにも無防備なまま、隠居という名の社会的沈黙の中にいる。
佐伯紗江:役員会での糾弾を経て、マルトクを追放された。彼女が執着した「管理による秩序」は、彼女自身の背信行為によって崩壊。その後、コンサルタントとして再起を図ろうとするも、現場を知らない冷徹さが業界内で周知され、かつての威光は見る影もない。
4. 井筒治貞:K-17への情愛と、去った真意
井筒にとって、自らが開発した K-17 は単なる機械ではなく、人間の補助輪としての完成形だった。
しかし、マルトクが利益のためにその「あそび (人間らしさ)」を削り、無慈悲な技術劣化濫用 (効率化のためのバグ放置や強引なアップデート)を繰り返す様に、彼は驚愕し、深い絶望を覚えた。
「道具が泣いているのが分からない奴らとは、もう一緒にいられない」
これが、彼が創業者・坂倉純義の魂 (丸徳イズム)を背負って去った最大の理由。
5. エーリッヒ・バルトラインの親日感情
台湾 (台南)出身の彼は、もともと日本の「古き良きものづくり」と、その根底にある繊細なホスピタリティに深い敬意を抱いていた。
彼が睡眠不足を顧みず社名変更と「覇権からの撤退」を断行したのは、日本企業がかつて持っていた、「身の丈に合った誠実な商い」を取り戻したかったことにある。彼にとっての親日感情とは、盲目的な愛ではなく、「誇りを取り戻してほしい」という切実な願いに近いものだった。
村田という一つの「現象」が去った後の世界は、かつての派手さはないけれど、井筒や月影、そして星あずさたちが作る「静かで確かな日常」へと着地しようとしている。
【シーンはないけれど作者が書いておきたい人たち】
軽部のり子:
ぶっちゃけリアル彼氏が転がり込み同棲中。●病を移されるも、
彼とはベッタリラブラブの様子 (望央情報によれば)。
ちなみに軽部の本家から音沙汰なし。相手にされてないだけ?
千田望央:
勤めていた会社の解散を期に、便利屋をスタート。
のり子にはたまに会う間柄に。
仕事納めに食べるたこ焼きとビールが最高!って。
上川葉芹:
夫が東海地方の中都市へ転勤。二重生活へ。犬を飼い始めた。
【AI執事プラン】へは移行しなかった。
津川進:
一時、異例の昇進を果たした。しかし、
2027年春、仲の良かった時の経産相・夏井豊が内閣の解散により職を失い、
津川もその煽りを受けてポストダウンした。
以降、再び小野の部下として働いている。
小野丈志:
ポストに変動なし。
美味い空気が吸えているほう、だと思われる。
もちろん【AI執事プラン】移行。
夏井経産相:
民間へ戻り、キャンプ評論家へ転身。
たまに放送作家の仕事もこなす。
山田外相:
割と順調に大統領就任したものの、あまりの多忙さに外交の腕は振るえず、代わりに「国の見取り図」の整備を中心に進めた。
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