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彰杏冬杏です。
地雷さんは逃げてね!
細かいところは気にしないで!
彰人視点。
それは、あまりにも昔のことでよく覚えてはいないがあの伝説の夜の後だったことを記憶している。
あの夜から俺は歌を始めた。
あの子に出会ったのも伝説の夜の後だ。
歌っているあの子はとても輝いていて眩しかった。
そう、俺はあの子に恋をしてしまったのだ。
「なあ、お前俺と組まねぇか?」
杏達とユニットを組む前、冬弥と出会った。
冬弥のその声を聴いて一緒に歌ってみたいと思うようになったのだ。一緒に練習して、イベントに出て…
ある日、俺と冬弥はweekendgarageに行った。杏に俺の相棒を紹介するためだ。
「白石さん、こいつが俺の相棒の冬弥だ。」
俺が冬弥のことを紹介すると
「よろしくね、冬弥!白石杏だよ!!」
杏は笑顔でこう言った。
俺が冬弥の方をむくと、ああと冬弥は返していた。
それよりも!あの冬弥の顔は!恋をしている顔であった。俺は直感で感じた。ああ、こいつも杏に惚れちまったんだ。心のどこかで俺は冬弥を連れてきたことを後悔していた。
それが数ヶ月前のこと。今は4人でユニットを組み、通称ビビバスとして活動していた。俺と杏そして冬弥は神山高校に通っていた。今日の昼休みも冬弥と過ごすつもりだ。カバンから弁当を取り出して屋上へ向かう。屋上への扉を開けるともうそこには冬弥がいた。
「もう来てたのか」
「ああ、少し授業が早く終わったんだ」
雑談を交わしながら弁当を開く。そして冬弥が口を開いた。
「彰人、相談したいことがあるんだが」
相談したいこととはなんだろうか、歌のことだろうか
「なんだ?」
「実は、好きな人がいるんだ」
少しお茶を吹き出しそうになった。お願いだ、杏は、
「だれなんだ?」
「…白石だ」
「俺もだ」
あ今俺はなんて言った?冬弥にライバル宣言してんじゃねーか!
「そうか、彰人もやはり…」
冬弥は少し下を向いてすぐ視線を戻した。
「まあ、恋のライバルってことだな。」
「ああ」
なんかへんなかんじにまとめちまった!
そのあとの弁当は味がしなかった…