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紗尾紫弍浪 __李江__
みどりいろwith友!!
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午前零時。
ぴくとに案内されたのは、とある学校だった。
「⋯いや、俺らの高校じゃん」
「最近ここにモンスター湧いてるっぽいんすよねー」
「自分の学校にモンスター湧くとか怖すぎだろ」
そもそも夜の学校ってだけでホラゲ要素満載なんだが。
「もう帰りたいんだけど帰って良い?」
「ぐちつぼホラー嫌いだもんなw」
「うるせえ」
「さっきまでゲームしてた人間のテンションじゃないっすね」
「お前が連れ出したんだろ」
街灯はあるのに、やけに暗い。
ぴくとが立ち止まる。
その瞬間。
―――カコンッ。
「…え」
足音。
俺でも、ぐちつぼでも、ぴくとでもない。
「来ましたね」
振り向く。
そこに居たのは、
人の形をしている“何か”。
顔が、ない。
「うわ、なにあれ」
「まあ雑魚っすね」
軽く言いながら、ぴくとが一歩前に出る。
「らっだぁさん、やってみます?」
「え、いや急に振るなって」
そいつが、ゆっくりとこっちに近づいてくる。
「…やるしかないか」
能力を使う。
視界が少し、青く歪む。
「お、いいっすね」
気づいたら、目の前に居た。
手が、勝手に動く。
――ぐしゃっ
「…え?」
あっさり終わった。
「え、弱」
「まあこんなもんっす」
「緊張した意味ないやん」
「そんないきなり強敵に会わせる訳無いじゃないっすか」
「知らんわこいつの強さとか」
あっという間に緊張が緩む。
なんだ、こんなもんか。
「…なあ」
ぐちつぼが、低く言う。
その手が、震えている。
「これ、さ」
地面に落ちた“それ”が、
――消えていない。
「え、なんで残ってんの」
ぴくとが、少しだけ表情を変える。
「……あれ?」
そして。
――ぐしゃっ
もう一度、“音”がした。
NEXT=♡1000
長らくお待たせ致しました。
またこの作品も動かそうと思います。
のんびり読んでいただけると嬉しいです(人*´∀`)。*゚+