【主視点】
「もうお話してもいいにーきゅん?」
『あ〜ごめんね雑渡ぽん。いいよ?何か用があってきたんでしょう?』
すっごい忍術学園の方が見てきてる。目玉えぐり取れるくらいはかっぴらいてるし…ドライアイになるよ?まぁ向こうから見ればいつの間にかタソガレドキ忍者隊組頭と仲良くなったんかが不思議なんだろうね…僕しーらない!
「うちの尊奈門がそっちの組手を見たいってボヤいてたから相談しに来たんだよネ。そろそろ任務終わってここに来るように命じられた尊奈門が来ると思うから今のうちに聞いてもいいかな?」
『えぇ…組手ねぇ……ま、いいけどさァ?雑渡ぽん達にも分かりやすいように手加減したほうがいいの?』
「手加減無しでやってもらっても構わないよこっちがお願いしてる身だし、文句なんて言わないから…ね?」
『はぁ…雑渡ぽんはしょーがないなー!組手はするけど人間相手には出来ないよ?やるとしたら僕らの中で最弱の純だけにしといてよね?』
「うーん…分かった。ルールとかもそっちで決めちゃってね」
『じゃあその代わりに!僕と雑渡ぽんの関係とか学園の人に教えてやってよ。僕達それ得意じゃなくてね 』
「いいよ〜?」
『ということで…どうしたい?』
「ルールやろ?戦闘不能になるまでで良くねぇか?公平にもしてぇし」
「自分はどんな武器も能力もありがいいのであります!」
「もう主様対我々で良くないですか?主様は強いですし。」
『もうそれでいっか!』
「よし、良い子達は相手を戦闘不能になるまでブッコロしちゃ行けませんよ?」
「純くんと鎌さんのお願いであります!」
「ええか?俺の大好きな良い子っていうのは〜?良いパンチを隠し持った強い子の略だからブッコロを人前でするよりも隠し持って痴漢とかしたクズに披露したってや 」
『それ僕に響くからやめて!?諸泉尊奈門くんが来るまで歌おう!良い子達へのやみの教育番組!!』
「「「YEAAAAAAAAAH!!!!」」」
まいにち じょうちょが ふあんてい
いつでも しゃかいに ふてきごう
そこそこ プライド たかいのに
なんにも できない ゴミカスだ
とっくに ゆめから さめたのに
いつまで ぼんやり いきてるの?
おとなに なれない おれは
いまだ きょういくばんぐみの なか?
いきるのつらい
しぬのもこわい
もう おどるしかない(パーリナァァァァァァァァァアイ!!!!)
こんなおれを せめて わらってくれ
へたに どうじょう しないで(みじめになるよ★)
うまくいかない
さきがみえない
なぜか なみだとまらない(ロンリナァァァァァアアイ!!!!)
そうしてる うちに よがあけてく
きょうも きょういくばんぐみ はじまるよ♪
まわりは すぐれた ひとだらけ
くうきが よめずに はじさらし
このよに うまれた いきもので
いちばん ぶざまな ゴミカスだ
だれもが うらやむ あのこさえも
ひとりで なやんで くびをつる
しょせん しあわせは まぼろし
ゴールなんか そんざい しないよ★
いきるのつらい
しぬのもこわい
もう おどる きもない
すきなものも ひとも おんがくも
いまは なにも みたくない
おどりたかった
わらいたかった
しあわせになりたかった
そうしてるうちに ひが くれてく
きょうも きょういくばんぐみ おわらない!
きょうも きょういくばんぐみ はじまるよ♪
「なにやってるんですか?」
『あ!諸泉尊奈門くん!組手見たいんでしょ?良い子達へのメッセ伝えながら待ってたヨ〜!』
「よい子のみんなが、これから知っていく難しい言葉のほとんどはね、上手に言い訳するためにあるんじゃないかなって、俺はたまに思うよ。誰かのために生きることは出来なくても、誰かのせいにしない生き方を選べたら、素敵だね。良い子のみんなはこーゆー生き方を目指して欲しいかな〜」
「天魔外道皆仏性四魔三障成道来魔界仏界同如理一相平等!!良い子のためであります!愛欲の園…R18禁の本は死ね!!」
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!”イチャイチャドS向けガッツリ♡性癖特殊系”が!!私のお気に入りなんですよソレは!!!」
『ふははは!僕が予備を持っていないとでも?』
「なぬ?!なぜ予備を…このことを予想していたのでありますか!?」
『愛欲の園をやった時、地雷だったら塵になるまでビリビリか燃やされることを覚悟しているからこそ!忍は裏の裏を見るのと同じく、僕は予備の予備を持ってるのさ!! 』
「さすが主殿…変態はどこまで行っても変態でありますな!!」
「私も奥義を作りました!奥義戦法、禁術!猫セラピー!!」
「いやそれただのすり寄りじゃねぇか!!」
『ま、まさかそれは!!猫に含まれるリラックス効果で相手を油断させ、骨抜きにするという恐ろしい禁術!時と場合によっては毒も含まれてる可能性すらあるから…確かに奥義だ。体内に直接盛る方が確実でもこれなら毒殺も可能かもしれない!』
「お前らやってることはどうでもいいのに…んで便利な奥義開発しとんねん!」
『エロ本の何が悪い!』
「かんちょうの何がどうでもいいのでありますか!?」
「骨抜きにするよりも私は骨を折ります!」
「クソ主!純!お前らはマジで意外性が強いだけや!!鎌に関しては奥義の意味を調べろ!! 」
「奥義とは、学問・芸能・武術などの最も大事な事柄。最もかんじんな点。極意。奥儀。」
「禁術の意味も言うてみいや」
「禁術とは、禁じられた技術。 特に、魔術・呪術などの類で、使用してはならないといわれているものを指す語。特殊な場合は…禁止されている術。 主に倫理的な理由や非常に危険で術者の生命に関わる術が指定されている。」
「じゃあお前の奥義名は?」
「奥義戦法、禁術!猫セラピー!!」
「意味と言うとることがあっとらんわ!」
「本当の意味を知るために歴代の人間を呼ぶのであります!禁術の穢土転生の術ならばいけるのであります!」
「「ダメ!/です!」」
『えどてんって、生贄を使って一時的に死者を蘇らせる術。でしょ?完全にアウト。んなしょーもないことに生贄と死んだ人間を使わないの。』
「えぇ…名案だと思ったのに…であります」
「穢土転生を訳すな!なんやねんえどてんって!禁術な癖にむっちゃ言いやすいし!!」
『303はツンデレなんだからもう〜///』
「キッッッショ!」
「先輩が…ツンツンデレデレを!?」
「ツンツンは認めるけどデレデレはねぇだろ!デレデレは!! 」
「デレデレしてる方がキショいですからね」
「ドS発揮すな!鎌」
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