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前回の続きです。暴力表現ありです。注意!!!!!!ではどうぞ

これは俺なりの罪滅ぼしだ。




今日もいつも通り部活して日向とケンカをして、部活終わりに日向と自主練をする。いつもと何も変わらない日常のはずだった。けど、昨日父親にずっと殴られ続けられ痛みが、かなりあった。それで普段ではしないようなセットミスを何本もしてしまい俺が、俺じゃなくなった感覚がした。その後も変なミスばかり連発して周りの先輩たちからは「あまり顔色が良くない」、「今日は帰ってゆっくりしろ」と言われた。たぶん先輩たちは俺を気遣って言ってくれたはずだが、俺はもうみんなから必要されてない、中学の頃と同じ、またみんなから離れられていくそんな不安が頭をよぎって離れなかった。俺は素直に帰ることにした。このままいてもみんなに迷惑かかるし自分が惨めな思いをするだけだ。

周りの人サイド

田中「なんか今日の影山いつもと違ったよな」

西ノ谷「俺も思った」

日向「なんかいつもの鬼のような影山じゃない。変だった」

スガ「なんとなーくいやな感じが、する 」

大地「今日しっかり休んで明日になれば戻っているんじゃないか?

他のメンバーは練習に戻れー」

影山サイド

部活から追い出されゆっくりゆっくりと家に帰っていた。正直家に帰りたくない。あいつがいるから。今日も殴られる。最近は特にひどくて自分が見てもぞっとするようなアザや、傷跡が、服からは見えないところにたくさんついている。ほんとは逃げたい、助けてほしい、でもそれは出来ない

これは俺への罰だから…

及川サイド

今日はたまたま部活オフ日!特にすることもなくて岩ちゃんと一緒に下校してたんだけど

岩泉「あれって影山じゃね?」とある人を指差して言った

そちらの方に目を向けると大切な後輩の飛雄ちゃんだった。

でも、その目はいつものようにバレーに目を輝かせている感じはなく

何かに耐えるような何かに我慢するような、いつか消えてしまいそうな目だった。

いつも見る顔じゃない、このまま一人にしてもどこか遠くに行ってしまいそうな感じがして岩ちゃんに「ごめんね、先帰ってて」と言った。岩ちゃんも何かを察してくれて帰ってくれた。


影山サイド

どうやって時間潰そう、どっかの店に行くは面倒くさいしどうしよう

及川「とっびおちゃーん」

ビクッ

影山「えっ、何で及川さんがいるんですか?」

及川「今日部活がなくて帰ってたら飛雄ちゃんがいたから声かけた。逆に飛雄ちゃんは何でいるの?部活はある日でしょ?」

影山「ポロポロっっ」

及川「どうしたの?!」

泣くな、泣くな、泣くなこれは俺への罰だから、泣く資格がない

でも、この人の優しさに触れてしまうと涙が止まらなくなる。メイワクかけるのに涙がとどめなく出てくる

及川「とりあえず、うちの家くる?今日誰もいないし 」

及川(普段無表情の飛雄ちゃんが泣く姿初めて見た、どうにかしないとこのままじゃ飛雄ちゃんが二度と会えない遠くの場所まで行く気がする。)

及川の家

影山サイド

影山「すみません、いきなり泣いてしまって、迷惑かけてニコッ」

及川(無理に作ってる笑顔、分かりやすい。)

及川「体調とかだいじょーぶ?ほら、あんだけ泣いてたし」

影山「聞かないんですか?泣いた理由」

及川「気になるけど無理に聞こうとはしない、飛雄が話したくなった時に話せばいい」

及川「とりあえず寝たら?たぶん疲れてるはずだし」

ほら、あなたは優しい。だから、嫌なんだ。俺が精一杯耐えようとして何重にもなった心の壁を簡単にも溶かそうとしてくる。これじゃ、俺は罪滅ぼしが出来ない。あなたの近くにいるとほんとの気持ちが溢れてしまう。どうしよう…

いろんなことを考えているとだんだんと眠くなってきた。すると及川さんが

及川「ゆっくりおやすみ」

と頭をなでてくれた。すると自然と睡魔がやってきてあっという間に夢の中に入っていった

及川サイド

さっきはあんなこと言ったけど正直かなり気になる。でも無理に聞き出して嫌われるのは嫌、だって飛雄ちゃんが好きだから。こういうとキモいとか言われるかもだけど好きだからどうだっていい

あの純粋にバレーが好きという輝いた目、少し不器用だけどたまに見せる可愛い一面全部大好きだ。だから、家にも連れてきた。

頭をなでて、おやすみというとすぐに眠りについた大好きな人の顔を見る。いつもよりあどけなくて幼くてすごく可愛かった。一方目の下にはクマが出来ていてあまり寝れていないのは明確。今だけでもぐっすり寝てほしい、そういう思いを込めながら額にキスをした。

影山サイド

最初はすごく暖かい感じの夢だった。けど、だんだんといつものあいつが

父親「お前なんか死ね

お前がいたからあいつは死んだ、お前のせいだ」と怒鳴りつけ殴られる。助けて、助けて、助けて、助けて、助けて何度願っても状況は変わらずだんだんと水の奥深くに沈んでいくような息苦しさを感じた。すると場面は変わり烏野体育館に変わった。いつもの人たちだった。でも雰囲気が違った。知っているこの雰囲気、みんなが俺を突き放すような視線

大地「もうお前いらない」

日向「お前のトスじゃなくても、俺にトスを上げてくれる人はたくさんいる」

スガ「てか、お前もっとチームワーク考えた方がいいよ」

田中「お前のせいでチームの雰囲気最悪だし」

あぁ、みんな俺から離れてく。でもこれも俺への罰だから、

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

生まれてきてごめんなさい


及川サイド

さっきまで穏やかだったはずの顔がだんだんと険しくなって涙を流してる、そしてかすれる声で「ごめ、さ、い ごめんなさい うまれて、きて、ごめんなさい 」とずっと謝っている

起こさないと

影山サイド

ごめんなさいごめんなさい「…ちゃ…」「とび…ちゃん」「飛雄ちゃん!」

あれ?何で及川さんがいるんだろう

及川「怖い夢でも見た?すごいうなされてたから」

影山「最近よく見るんです」

影山「そのせいであんまり眠れなくて」

及川「夢の内容聞いてもいい?」

だいじょうぶ、この人なら俺の夢の話も俺の罪も受け止めてくれる。そんな気がした。

影山「実は、」





次回に続く

俺なりの罪滅ぼし

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