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「脳内万歩計」
最近の帰り道は、友達と別れてから1歩1歩数えて歩いている。
勿論何のためにもならない
ただ、一人でいるのは嫌だから
100以上もの数字と暮らす
ただ、虚しいままじゃ嫌だった
勿論、1人で行動もできない馬鹿だけど、
誰かに見捨てられるのだけは怖くなかった
いつ、親に追い出されても
友達が居なくなっても
無視されても
対して怖くなかった
1人は嫌いでも、
「自由に生きれる」
それだったら何をされても良かったし。
勿論、自分は1人は嫌い
それでも他人は大の嫌い。
他人にぶつかっただけでも汚らしく見える。
小さなガキだとしてもね。
自分の中では幼稚園生と年上が大嫌い。
最近の帰り道は1人。
そして始まってはリセットされる万歩計。
昨日は話せたのになぁ。
いつか友人とも話せなくなる。
今日みたいに。
昨日貰った飴。
今日は話せなかった。
だから、虚しさを抑えるために飴を食べる。
美味しいなぁ。
飴の甘さは変わらないままだった。
友人の甘さは、とても薄くて、今にも吐き出しそうだった。