テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「んふっ…………んんんっ……っ……ふあぁっ…………んぁあぁっ」
襲い掛かる快感に耐えられないのか、女の顔が次第に離れていき、ねだるような眼差しを拓人に這わせている。
「イキそう……なんだろ? イけよ……。俺が…………見ててやるから……」
節くれだった手が双丘を包み込み、拓人が抽送のスピードを上げていく。
燻っていた快楽が弾けそうなのか、優子の身体は硬直し、背中にカーブを描きながら天を仰いだ。
律動させているうちに、拓人の背中にも愉悦のうねりが迸り、肉槍に吐精感が集中していく。
「ぁあぁっ……ダメッ…………ダメダメッ……いっ…………イッ──」
「ぐっ…………ヤッ……ヤバいっ………イき……そ…………ぐぁっ──」
止めに、勢い良く肉杭をひと突きすると、皮膜越しに滾りが注がれていく。
優子の身体は、グッタリしながら筋肉質の体躯にもたれ掛かり、拓人は、白濁が放ち終わるまで、背後からスレンダーな身体を抱きしめた。
しっとりとした色白の首筋に、拓人はチュッと音を響かせて唇を落とす。
(この女だけは…………俺のそばに置いておきたい……)
優子に対して、こんな想いを抱くとは、拓人は考えもしなかった。
(これって…………身体を交えていくうちに、情が湧くってヤツなのか……?)
戸惑いながらも、拓人は優子から自身を引き抜くと、避妊具の処理を済ませ、ガラスの引き戸を開ける。
享楽の名残を浮かばせている女を、拓人は背中と膝下から掬い上げると、露天風呂に導いた。
木の温もりと香りが、ほんのりと漂う露天風呂は、浴槽と風呂イスが檜で作られていた。
拓人が気だるそうな優子をイスに座らせ、掛け湯をした後、色白の身体と髪を丁寧に洗っていく。
「アンタに身体と髪を洗ってもらうの……何だか、くすぐったいっていうか、恥ずかしいわ……」
女が、気持ち良さそうな面持ちで、ポツリと漏らすと、彼は風呂桶にお湯を張る。
「じゃあ、仕上げな」
拓人が、滑らかなデコルテから静かに掛け流し、髪も、優子の顔にお湯が掛からないように、泡を落としていく。
「あ……ありがとう」
「とりあえず、お湯に浸かってろよ」
優子を浴槽に促し、拓人は手早く身体を清めた後、湯船に入ると、女の元へ近付きながら、後ろからそっと抱きしめた。