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番外編「傲慢との決闘」第二話「再会」
地獄・閻魔の執務室。
古流斬は挑戦状を机へ置いた。
「閻魔さん。」
「これ。」
閻魔は手紙に目を通す。
「……傲慢か。」
古流斬は頭をかく。
「どうします?」
「一応、許可もらおうと思って。」
閻魔は腕を組み、しばらく考え込む。
「本来なら反対じゃ。」
「お前たちが戦えば、地獄が吹き飛びかねん。」
古流斬も苦笑する。
「まぁ、それはそうですね。」
閻魔はもう一度挑戦状を見る。
「じゃが……。」
「傲慢が暇を持て余して暴れられる方が、もっと困る。」
「今のあやつは弱体化しておる。」
「それに、手紙を見る限り本気で戦う気はないようじゃ。」
古流斬は少し身を乗り出す。
「じゃあ。」
閻魔は深いため息をついた。
「許可する。」
「ただし、本気は禁止じゃ。」
「地獄を壊すな。」
「分かったな。」
古流斬の表情が一気に明るくなる。
「よっしゃ!」
「久しぶりに暇つぶしできる!」
閻魔は呆れたように笑う。
「遊び感覚で最強の悪魔と戦う人間は、お前くらいじゃ……。」
⸻
数十分後。
地獄の荒野。
傲慢は腕を組み、静かに立っていた。
足音が聞こえる。
「待たせたな。」
古流斬がポケットに手を入れたまま歩いてくる。
傲慢は小さく笑った。
「来たか。」
古流斬も笑い返す。
「久しぶりだなぁ、傲慢。」
傲慢は頷く。
「ああ。」
「今日は敵としてじゃない。」
「ただ、お前と戦いたくなった。」
古流斬は肩を回す。
「閻魔さんから許可もらってきた。」
「本気は禁止。」
「地獄壊したら説教されるからな。」
傲慢は思わず笑う。
「くくっ……。」
「お前らしい理由だ。」
古流斬はニヤッと笑い、ゆっくり構えた。
「じゃあ。」
「暇つぶし、始めるか。」
傲慢も静かに構えを取る。
「望むところだ。」
最強の悪魔と、世界の理を超えた人間。
かつて命を懸けて戦った二人は、今度は互いの力を楽しむために向かい合った。
#衝撃のラスト
山根利広
506
#バイオハザード
SOMAMON7A
159
にょーん
250
コメント
1件
うわ、番外編きてる! しかも傲慢との再会かよ…胸熱すぎる🔥 前回の命懸けの戦いから一転、「暇つぶし」で向かい合う感じがもう最高。閻魔さんの渋々許可も「説教されるからな」って理由も含めて古流斬らしくて笑ったわ。 地獄壊さないバトル、どんな手加減合戦になるのか気になる…続き楽しみにしてる!