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重い扉を開き、眩しい光が見えてくる
そこにいたのは、内藤と….
1人の女の子だった
ロングの白髪と、引き寄せられる赤色の瞳
その子を見て、少し不安がよぎった
『春は…..ッ、春はどこッ….!』
「まぁまぁ、そんな慌てるな」
「君達の”お仲間さん”は、俺が助けてあげてる」
「春さんを、助ける…..?」
「….信じても大丈夫でしょうか、」
「おや、そこの女もいるみたいだね」
「まぁいい、そんなことより」
「君達は、なぜ…..母体を殺さなかった?」
「それは…..僕と、藍美さんは知らないです….」
『私も…..春と、平太さんしか…..』
「………..」
『ねぇ….嘘、だよね…?』
『もしかして…..』
「決めたのは、春くん自身だ」
「俺は、春くんとの戦闘で負けてるから」
「おや、でも君は知っているようじゃないか」
「あなたは、私を殺さなかった」
「最初から、殺すのをためらった」
「それは、なぜ?」
「……俺は、」
「………..」
『…..もう、待ってらんないッ!』
『私が、あなたを殺す…..ッ、』
『私が、終わらせなきゃ….ッ』
そう言って、母体の首に手を当てるミミ
『…..ッ、』
力をぐっと入れたその時……
「やめるんだッ….!!」
平太が大声を出した
『なんでッ…..?』
『なんで止めるのッ…..?』
「ッ…..母体を殺しちゃだめだ、」
『なんで、ッ!理由を教えてッ!』
すると、母体が答える
「私を殺せば…..我が子達、スワンプマンは…..」
「死ぬ」
『え、っ……?』
『じゃ、あ….もう、どうしようもないの、?』
「さぁ、どうする?」
「仲間を生かすか、赤の他人を生かすか」
『私、は……ッ』