私は用事を思い出し、リビングへ戻ると、こともあろうか、章くんが私のスマホを触っていた。
「私のスマホに何か用事?」
淡々とした感じで、章くんに尋ねた。
(ここで恐る恐る聞いたりしたら、絶対、章くんのほうが強気で言い負かしてくるに決まってるし!)
「あっ、いや……その、さっき着信が来てたような気がした……から、お前に……渡しにいこうかと……」
しどろもどろになりながら話す章くん。
(分かりやすすぎなんだけど……)
「そうなの? 見せて? キッチンのほうには、着信なんてまったく聞こえてこなかったんだけどなぁ」
章くんはテレビをつけているから、着信の音がかき消されてた可能性はある。
でも、さっきの話し方からすると、着***************************
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