テラーノベル
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朝、教室に入るとすぐにワイワイした声が飛び交う。
さとみ「おい、なーくん、昨日夜遅くまで動画編集してただろ?」
ななもり。「バレたか…」
ジェル「おいおい、また寝不足顔してるやん。リーダーなんやからシャキッとせな!」
莉犬「でも分かるよ~!」
ホームルーム前からにぎやかで、先生が教室に入ってきてため息をつく。
先生「お前ら、朝から元気すぎ!ちょっとは静かにしろ!」
るぅと「先生、おはようございます。今日もよろしくお願いします」
先生「……るぅと君みたいに落ち着いてる子を見習え!」
(クラス全員爆笑)
昼休みになると――
莉犬「購買で焼きそばパン買えた~!最後の一個!」
さとみ「お前それ俺が狙ってたやつ!」
莉犬「はやい者勝ちでしょ?ふふん♪」
ジェル「お、俺はカレーパンゲットや!誰か半分こせぇへん?」
ななもり。「じゃあ俺とシェアしよっか、ジェルくん」
るぅと「僕は手作り弁当あるので大丈夫ですよ」
さとみ「……るぅとマジで家庭力高いな。将来安心じゃん」
莉犬「さとみくんは絶対料理できなさそう~」
さとみ「おい、失礼だろ!」
放課後――
部活に向かう生徒たちを横目に、すとぷりメンバーは中庭で集まって笑いながらしゃべっていた。
ななもり。「明日みんなで帰りに寄り道しない?新しいクレープ屋できたんだって!」
ジェル「ええやん!甘いもん食いたかったわ~」
莉犬「やったぁ!俺もクレープ食べたい!」
さとみ「……まぁ、リーダーが奢ってくれるなら?」
ななもり。「なんでそうなるんだよ!」
(みんな大笑い)
苺々丘学園の放課後は、今日も楽しい声で染まっていくのでした!
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