テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
11件
つ、ついに誰がしたのか分かるのか!?楽しみです!
きっぱりと言われて小塚くんは悔しかったらしく、ちょっと食い下がった。
「若武がないのなら、一人だけ入れ替わっていないアーヤにはないのか。」
う〜ん、私も心当たりはないし…
一週間くらい前から色々思い出してみたけど、心当たりらしきものはなさそうだった。
「私も心当たりはない、かな。」
だって、もしあったとしても関係があるかどうかわからないし。
私にも心当たりはないと言われて、小塚くんはちょっとあせったらしく、もっと食い下がった。
「なら、他のやつは心当たりがないのか。なんでもいいから言ってみろ。」
普通、心当たりなんてないと思うよ。
と思ったのに、翼、黒木くん、それから上杉くんと七鬼まで次々に声を上げたんだ。
「僕、心当たりあるかもしれない。」
「俺も。」
「俺も、ないことはない。」
「さっきないって言ったけど、あったかも。」
私は、唖然、愕然、呆然っ!
なんで、みんな揃いも揃って心当たりがあるのっ?!
小塚くんもびっくりしたらしく、しばらく呆然としていたけど、ハッと我に返って叫んだ。
「なんでみんな揃いも揃って心当たりがあるんだっ!」
だけど、みんなは我関せず。
勝手にこんなことを話し始めた。
「やっぱおまえもあれか?」
「まあ、そうなるよね。」
「心当たりって言われたらあれでしょ。」
「まさか本当になるなんて思わなかったね。」
やがて小塚くんは我慢できなくなったらしく、思いっきり叫んだ。
「お前ら、早く説明しろ!」
それでみんなもやっと説明する気になったんだ、やれやれ。
「美門、黒木、上杉、七鬼だったら、中身は小塚、美門、黒木、上杉だろ。アーヤ、ノートにはそう書いとけ。」
確かに、そっちのほうがわかりやすいよね。
私は、ノートに書きながらふと思った。
みんなが話している感じだと、同じ心当たりなのかな。
「じゃあ、まず美門から心当たりを教えてくれ。」