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「えっと、僕だけじゃなくて、黒木たちもいたんだけど...この前のKZ会議で、七鬼が妖怪の話をしていただろ。」
確かに、あのときは忍が妖怪の話をしていたよね。
確か、迷惑な妖怪が家に住み着いて追い出すのが大変だったって話だったと思うな。
「解散したあとに、上杉があいつの感覚はやっぱり理解できねーって言い出してさ。」
ああ、確かに言いそう。
でも、それが今回のこととどう関係あるの?
「そしたら黒木が、じゃ七鬼になってみたらわかるんじゃないかって言ったんだ。そこから自分だっだら誰になりたいって話になってさ。黒木は上杉の思考回路が気になる、美門は黒木の考え方に興味がある、じゃ僕は美門のブラックを研究したいって事になったんだ。」
私は、その話を聞いてすごく驚いた。
黒木くんでも上杉くんの数学脳は理解できないんだ、って思って...
私が目を点にしていると、小塚くんがテーブルを叩いた。
「お前ら、俺は心当たりを教えろって言ったんだぞ。そんな幼児レベルの戯言はいらないんだ。」
すると、4人は顔を見合わせた。
「なんでもいいから言ってみろって言ったの、誰だっけ?」
「とりあえず全部しゃべってみろって言ったの、誰だっけ?」
全〜部、小塚くんです!
小塚くんがガタッと椅子を鳴らして立ち上がった。
「お前ら、俺のせいだと言いたいのかっ!」
忍がニヤッと笑う。
「当たり!」
「同じく!」
「右に同じ。」
「俺も。」
小塚くんが叫ぶ。
「お前ら、表にでろっ!」
あーあ、分裂だ。