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僕にはどうすることもできなかった。ただそれだけが悔しくて憎かった。
あの時やめておけばなんて思っても遅かった。どこにもないこの存在、自分で自分の物事の拍車をかけてしまった。
取り戻せない時間そして関係…またどこかで会えたらなんて図々しいこと言えないくらいになってしまった。
いつも通りのアラームの音で起きる日々が続いていたが、この日はちょっと違った。
いつも通りの支度とは違い、新しい服装、カバン、そして髪型身支度するにも時間をかけてしまう、それほど大事な日なのだ。
身支度を終え、時間になるまでスマホを触り時間が迫り玄関へ向かい新しい靴を履き外へ出た。
外に出れば太陽が出てきて明るくなってきた空を眺めながらこれからの物語りが始まることを実感した。
僕はこれから高校生になる。
入学して家族で門出を祝ったり、高校生になるためにたくさんの受験勉強をして、念願の第一志望に合格することができた。
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
勉強一本だったからこそ受かってよかったと思った。
自転車を漕ぎながら、とうじのことをおもいだしていた。
学校への道は確認のために何回か行き来をしていた。
そのため学校へ迷うことなく行けた。