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os「聞き捨てならへんなぁ…、?w」
『だって,そうじゃないですか
ショッピ君は遠距離で,銃しか使えない。
シャオロンさんだって,今はお酒で立つのが苦しいほどに吐き気がありますし
他の皆さんだって,私のこれからやる作戦で
今の怒りは全て「無」に帰るんですから』
当たり前でしょ?と言いたげな声と顔
とても見ていてムカつく。
gr「じゃあ,君が行動する前にこちらが攻撃すればいいだけの話じゃないか?」
そう言って,少し頬を上げるグルッペン。
gr「殴りたい奴から行け,俺は知らん」
随分と他人事の様にいい放つ。
自分では手を下さない主義か,これだから人の上に立つ者は好かない。
sha「死ねッ,」
顔の横に拳が空を切る。
顔狙ってやがったな,顔を
少しよろけたが,なんとか立て直す。
雑魚やな,そう言い腕まくりをするシャオロン
『あーあーあー,あー。
ダメじゃないですか,私の前で肌を露出しちゃ
「刺せ」ちゃいますよ」
sha「…はッ,、」
注射器を取り出した。
『はい,終わり』
sha「お”ッ,…ァ,!なんだッ,これ…」
膝から崩れ落ちていく。
体に力が入らないのか,床にぐったりと寝てしまっている。
『筋肉硬直と言われる現象です。私が今刺した注射器からウイルスが流れ,段々と筋肉が動かなくなっていきます』
淡々と説明している。
『…さぁ,次は』
そう言って,振り返る。
「殺す」「馬鹿にするな」「死ね」
色々な暴言を彼女に浴びせながら,次々と
軍人達が殺す気で挑んでいる。
だけど,彼は足が動かなかった。
ci「…みんなッ,待っ、てや…!」
目の前の仲間達は,次々と倒れていく。
『催涙ガス,二酸化炭素中毒,ヒ素,液体窒素
硫酸,あと…覚醒剤』
『全員,意識はありますよね。
貴方達が馬鹿にしていた「科学」で殺される気持ちはどうですか?
私は清々しいです。とっても』
ci「…何か,考えがあるんやろ,?
俺,ッ…ゆうのこと,。傷つけたくないで…」
『…チーノ君,ッ』
ありがとう。ありがとう。
『…ありがとう。君が
馬鹿でよかった」
ci「あ“ッ,ンぐ,っ…?!」
『急性アルコール中毒。スピリタスは,アルコール度数が高い上に酔いが回りやすく、急性アルコール中毒になりやすいお酒なんです』
お酒で死ねるなんて,最高じゃん
目の前にいるのはグルッペン。ただ一人
周りには倒れ,痛みにもがき苦しむ雑魚達。
gr「…俺を恨んでいるだろ」
『いえ,尊敬しています』
gr「殺すなら殺せ,俺はこの運命を受け入る」
『意志の弱い人ですね,仲間の仇を討とうとしない。言うなればカスですね,ゴミです』
『死ぬ運命を受け入れるのだとしたら,新しい研究の実験体になってください。』
どうぞ,と水とカプセルに入った薬を手渡してくる。
gr「気が使えるな,流石だ」
『そうですか』
そう興味がなさそうに返す。
グルッペンは鼻で笑った。
gr「これは,なんだ」
『別に興味ないでしょうし,言っても分かりませんよ』
刺々しい彼女の言い方には,ここにいる大体の奴らがイラついている事だろう。
辺りには,殺気で満ち溢れている。
グルッペンは,覚悟を決め
薬を飲んだ。
gr「お”ッ,…グブッ,っ…」
『…』
gr「俺はッ,ぉ,…お前を…」
「愛していた」
『過去形じゃないですか』
『…よし,帰ろうかな』
syp「…アンタ,ッこんなことしてっ、苦しく…くないんか?」
『別に,あの日常に比べたら』
そう言って,彼女は去っていった。