2話以内で終わらせるsxxn集

🦈…「」

👑…〔〕

🌸…〈〉

〔う、浮気なんか…！！！！〕

「皆そうじゃん、…」

「俺は浮気してない、って…」

〈…みこち、浮気ってどういうこと？〉

〔だから浮気じゃないって…！！！〕

「この1週間ずっと外出ていったよね？」

「こさめ心配だったんだよ…？」

「…その時のこさめが馬鹿みたい…」

〔だから…！！！〕

〈言い訳はいいよ…〉

「じゃあね、みこちゃん」

「お揃いで買ったネックレスも捨てとく」

〈…俺も捨てる。〉

〈じゃあね、もう二度と会いませんように…〉

〔…もういいよ〕

「大嫌い」 〈大好き〉

ｰLAN視点ｰ

相変わらず弱い男だったな~、w

こさめちゃんもみことと別れてくれた…♡

これからは〝他人〟じゃないもんね♡

ｰこさめ視点ｰ

なんなのあいつ…、

そういって近くにあった石を蹴る。

力は入れてなかったのに案外飛んで行ってしまった。

その石が向かったのは…

さっきみこちゃんと居た前髪がピンク、という珍しい容姿の方だった。

「ぁ、さっきはどうも…」

〈えっと~…こさめちゃん？だよね…？〉

「え、なんで知って…」

〈みこちからすこ~しだけ聞いてて…w〉

なのになんで浮気のことを疑わなかったの…？

そんなことを問えれば良かった。

「そうなんですね…w」

〈浮気された同士、少しあのカフェでもよって話しません？〉

「ぁ~、いいですよ」

カフェ

「久しぶり…だな」

〈来たことあるんですか？〉

「あぁ…w」

「みこちゃんカフェ好きだったんでよく来てたんです…w」

〈そうなんですねぇ…w〉

元カノ…？ 元カレなのかは分からないけど 

付き合っていたのなら好みくらいわかるはず…

…なんで分からないの？

その後前髪がピンクな人……LANさんとは連絡をつなぎ、よく話す仲にもなっていった。

ｰみこと視点ｰ

浮気…か、

…まぁなんと思われても…いいんやけど。

やっぱり…仲間にならない方が身のためだったよな…

昨日こさめちゃんにいれてもらったコーヒーはまだ生ぬるくて、少し甘かった。

1ヶ月後

ｰこさめ視点ｰ

らんくんに呼び出されてらんくんの家に向かっている最中。

元彼のことなんかもう忘れてて、ただただらんくんに会いたかった。

〈ぁ、いらっしゃい、…w〉

「お邪魔しま~す！！！！」

〈ぁ、そだそだ、〉

〈まだこさめに見せてない新しい服があってさ~、見ない？〉

「みるみる！！！」

「それでこさめにも合いそうだったら貰っちゃお~、w」

〈新品だからだめ~w〉

〈じゃ~ん！！！！！〉

「えぇ…おっきいね…」

〈そうそう！！！〉

〈ちょっと着てみる？〉

「ぇ、いいの！？」

「じゃあきてくる！！！」

「ぁ、どこで着替えればいい？」

〈えっと…この廊下の突き当たりを左！！〉

「おっけ！！！」

「らんく~ん！！！！」

〈ん~？〉

「前見えないしドアあかない…！！！」

〈そっかそっか~、〉

〈こさめ、苦しい？〉

「出られないのやだ、…」

〈そっか~…､〉

〈でもこれからは俺と一生一緒だよ？ ♡ 〉

「な、何言って…」

〈こさめ、ありがとね、〉

〈みこちと別れてくれて、♡ 〉

「ぁ……」

別れる前

「みこちゃ~ん！！！！」

〔ぉわ…、どしたん？w〕

「ぁ、今携帯隠した~！！！！」

「浮気ですかぁ~？」

〔んも、違うってぇ~！！！w〕

〔ぁ、こさめちゃん手切っとるやん…〕

〔絆創膏持ってくるよ！！！〕

「ぇ…ありがと！！！」

ﾋﾟﾛﾝ

「あれ、みこちゃんのスマホからだ…」

「ん…、なんだろ…」

「えっと… 俺こさめちゃん大好きだからさ~、別れてよ？…？」

「な、なにこのメール…」

〔ぁ、スマホ触ったらもっと開いちゃうかもやろ…？〕

〔怪我したとこ見せて、！〕

「ぁ、… うん、…」

完全に…忘れてた

あのメールのこと。

こさめが…こさめがみこちゃんを裏切ったんだ…

ごめんなさい……

〈さ~てと、こさめ？〉

〈こさめ、俺の事好きだよね？〉

「好きじゃ…ない、っ…」

「こさめ、らんくん嫌い、っ…！！！」

〈ここの部屋から出られないんだよ？w〉

〈そんなこと言っていいの？〉

「で、でも…！！！」

〈うるさい、〉

〈みことだって、別れたいと思ったからこの作戦に便乗したんでしょ…〉

〈もうみことはお前のこと好きじゃない〉

「なん、っ…で、ｯ…！！！！」

〈ぁ~、日本語わかんない？w〉

〈みことはお前に冷めてんの、w〉

「こさめは…まだ愛してるもん ｯ、…！！！！！」

ﾊﾞﾘﾝｯｯ

〈は！？〉

ニュースです。

昨日の夜、マンション5階の窓から飛び降り、自殺した方がいました。

その家はその方の家ではなく、他殺と図られていますが、

その家に住民は住んでいなかった模様です。

警察は引き続き事件について……

ﾋﾟｯ

朝ごはんが食べ終わった頃、テレビを消していつも通りコーヒーをいれる。

俺は飲む専門だから、いれるのはあんま上手くないし、美味しくもない…

けど、その朝のコーヒーはなんだか甘く、上手く出来た気がする。