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#SixTONES
紅葉🍁🐥
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全部、計算通りだった。
阿部ちゃんを本命に見せかけたのも、わざとキスを見せつけたのも、シーツを乱して阿部ちゃんの匂いを残したのも……全部、翔太くんを追い詰めるためのものだった。
阿部ちゃんは少し好意を向けるとすぐに目を輝かせて喜んでくれる。
俺が「今夜、空いてる?」とLINEを送れば、どんなに忙しくてもすぐに「うん、行くよ」と返事が来て、俺のところに駆けつけてくれる。
俺のために一生懸命尽くしてくれて、俺の機嫌を窺いながら優しく微笑んでくれる。
本当に、扱いやすい。都合のいい子。
本命は最初から渡辺翔太だけだ。俺だけのものにしたくて、狂いそうになっていた。
翔太くんのスマホにはとっくにGPSを仕込んでいた。LINEも全て見ている。
ふっかさんと飯に行くという連絡を見た瞬間、俺はすぐに動いた。ふたりが行く店の近くが阿部ちゃんの家に近いことを知っていたから、わざとその駐車場に車を停めた。
阿部ちゃんの家に行ってるように見せかけて、ただ車を置いただけだ。
一瞬だけ見えた翔太くんの表情──あの絶望と嫉妬に塗れた顔を見たとき、胸の奥が熱く疼いた。
ああ、最高。
翔太くんが俺のことで苦しんで、惨めになって、それでも俺を求めてくれる。
「めめの都合のいい子でいいから。そばにいさせて」って言ってくれたときの、あの泣きそうな目。
あれが俺を一番興奮させた。
だからもっと壊したくて、 「もう来なくていいよ」って、冷たく突き放した。
翔太くんが底まで落ちて、俺のことしか考えられなくなるまで、徹底的に追い詰めたかった。
もっと翔太くんの愛が欲しい。
ずっと俺のことだけ考えて、俺だけで満たされて、俺以外何も見えなくなってほしい…
でもふっかさんが翔太くんのことを本気で好きだったのは予想外だった。
あいつが翔太くんを抱こうとしたのも、告白したのも、全部許せない。
でも翔太くんはすぐ、俺のところに戻ってくる。
本人は無意識だろうけど、ふっかさんと一緒にいても、視線はいつも俺に向いている。
ホテルでふっかさんに抱かれているときも、きっと俺を想像してるんじゃないかな。
今も翔太くんの位置情報を確認しながらタバコを吸う。
画面の中で動く小さな点──
🖤「かわいい」
もう少し、
もう少し翔太くんが苦しんで、俺を憎んで、愛して、壊れて……
完全に俺に依存してよ。
渡辺翔太は、永遠に俺だけのもの。
この重くて歪んだ執着が、俺を満たしてくれる。
すると、LINEの通知が鳴った。
💙『めめ、あいたい』
俺は思わず口元を緩めた。
ほら、きた。
やっぱり翔太くんには俺が必要なんだ。
ふっかさんに優しくされても、結局俺を求めてくる。
この歪んだ関係でも、俺の冷たさでも、翔太くんは俺から離れられない。
愛してるよ、俺だけの翔太くん
たぶんおわり
コメント
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わ、これいい。続き欲しいかもぉ

