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しらなみ
124
#鬱展開
Mist-404
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#衝撃のラスト
山根利広
506
番外編「古流斬の休日」
朝。
古流斬は大きく伸びをした。
「最高!」
「今日は仕事なし!」
「一か月休みとか夢みたいだ!」
はるかとユーマも笑顔でやって来る。
「今日はどこ行く?」
古流斬は財布を取り出し、笑った。
「働きすぎて金だけはある。」
「今日は好きなだけ使っていいぞ。」
「遠慮すんな。」
はるかは優しく首を横に振る。
「お金は大事だよ。」
「それに、古流斬と一緒にいるだけで十分楽しい。」
「無理して使わなくていいよ。」
ユーマも笑って頷く。
「そうだよ。」
「父さんと遊べれば、それだけで楽しい。」
「無理して使う必要ないよ。」
古流斬は少し照れくさそうに笑う。
「……そっか。」
「じゃあ今日は、のんびり散歩して、アイスでも食うか。」
「賛成!」
三人は笑いながら街へ歩いていった。
高い買い物はしない。
豪華な食事もしない。
それでも三人は、とても楽しそうだった。
古流斬は小さく呟く。
「やっぱ、こういう時間が一番幸せだな。」
⸻
一方その頃。
地獄。
閻魔は大量の書類と神界の掃除を前に、机へ突っ伏していた。
「む、無理じゃ……。」
「仕事、多すぎる……。」
鬼は苦笑する。
「古流斬さんが、いつもやっていた仕事です。」
閻魔は青ざめた。
「全部……?」
「はい。」
「しかも防衛軍の仕事は含まれていません。」
閻魔はしばらく黙り込む。
そして遠くを見つめながら、小さく呟いた。
「……古流斬。」
「お主の気持ちが、少し分かった。」
鬼は笑う。
「でしょう?」
閻魔は深くため息をついた。
「休みは必要じゃな。」
「一か月、ちゃんと休ませて正解だったかもしれん。」
その頃、現世では――。
「古流斬! 次はあっち行こう!」
「父さん、アイスもう一個!」
「はいはい。」
古流斬は笑顔で二人の後を追いかける。
今だけは仕事を忘れ、大切な人たちとの時間を心から楽しんでいた。
コメント
1件
「古流斬の休日」ほっこりしすぎてもう胸がいっぱい…😭💕 仕事バリバリの古流斬が、大事な人たちとただ散歩してアイス食べるだけでこんなに幸せそうなの、尊すぎる…! はるかとユーマの「お金使わなくても一緒にいるだけで楽しい」って台詞、もうそれだけでエモすぎて泣ける🥺✨ あと地獄で閻魔さまが書類に埋もれて「古流斬の気持ちが分かった」って呟くシーン、ギャップ萌えすぎて笑ったw 休みを取ることの大切さを、こんなに温かく伝えてくれる話、大好きです! 古流斬さん、また次の話も楽しみにしてるよ〜⋆♡