「……」
兄さんにも会えない
国民には化け物と言われる
認めてくれない
ずっとずっと
誰にも認めて貰えない
「っ……」
バリンッ
ガダッガゴッガシャッ
「……あ」
「あ…あっ…」
なんで
なんで俺は あんな奴と同じ事を
誰も人が居なくてよかったけど
どうしよう
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
コンコンコン
「あ…ちょっと待ってくれ」
この部屋を片付けないと
イリス「だめなの か?」
「ああイリスか」
イリス「凄い音が聞こえたんだが」
イリス「何かあったのか?」
「何も無い」
イリス「お前様子が変だな」
イリス「入るぞ」
「本当に待て…」
ガチャ
イリス「酷い惨状だな…」
「早く出てけ…」
イリス「無理だ」
イリス「俺が片付けておく」
イリス「お前は少し休め」
「俺は平気だ」
イリス「嘘はつくな」
「嘘なんてついてない」
ただちょっと気持ちが抑えられなかっただけ
疲れてない
俺は平気
イリス「…」
「今日の所は帰ってくれ」
イリス「はあ…」
「え…?」
急に抱きしめられた
イリス「まだまだ子供だな」
イリス「変に意地を張るな」
「っ…ポロポロ」
「うふっ…グスッ…うう…ポロポロ」
イリス「気が済むまで泣け」
episode 7 認められたい
コメント
3件
抱きしめたあとそっから押し倒してBLに発展しないかな〜(?)