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俺の放った一言が、
貴方を苦しめるなんて
思っても見なかった。
もっとしっかり聞いてあげていたら___
ru side
楽屋で撮影を待っているときだった。
mg 「らう、ちょっといい、?」
いつもより低い声で話しかけられた。
ru 「うん、いいよー」
めめは俺を空き部屋に連れていった。
ru 「どした?めめ、」
mg 「あのさ、俺snowman辞めようと思ってる…」
ru 「え?なんで?」
正直腹が立った。
mg 「…ドラマに、専念したくて、」
ru 「…天然なめめでもわかるよね?
今大切な時期なの、」
メンバーを置いて逃げるような姿勢に怒りを覚えた。
mg 「でも…」
ru 「めめだけ楽するんだ、」
“9人でsnowmanでしょ?”
9人での願いを破ろうとするめめが嫌だった。
mg 「…うん」
めめは低いテンションのまま、
楽屋へ戻って行った。
そこから数日がたった。
前のように楽屋に集まっていた。
ちらっとめめを見た時、
とても顔色が悪く、クマもできていた。
ru 「めめ、大丈夫?」
mg 「え、あ、うん大丈夫(ニコッ」
ru 「そっか、無理しないでよ?」
mg 「…っうん」
mg 「大丈夫なわけないじゃん…」
めめの小さな声は俺の耳には届いていなかった。
撮影中のめめはふらふらしていたり、
ぼーっとしていた。
撮影後
ru 「めめー!一緒に帰ろー!」
mg 「…いいよ (ニコッ、」
最近のめめの笑顔がぎこちないように思う。
ま、気のせいか!
この時の俺はなんで気づかなかったのだろう…
ru 「空綺麗だね」
mg「…うん」
ru 「星が見えるよ」
mg「…うん」
ru 「…めめ、なんかあった?」
mg 「え、ないよ、?」
ru 「ほんと、?snowmanに隠し事はなしだよ!」
mg 「…っわかってる。」
ru 「じゃあ、またね」
mg 「…うん」
その次の日からめめは仕事を休んだ。
ある日、楽屋に集まっていた。
めめは、居ない…
10分ほどたった時、突然グルールメールにメッセージが送られてきた。
mg『屋上』
送り主は目黒蓮だった。
屋上。ただそれだけだった。
みんなで急いで屋上へ向かった。
屋上
ガチャ(開
ru 「めめ、!」
めめは柵の上に座り、こちらを見ていた。
mg 「久しぶり」
hk 「危ないから降りてこいっ、!」
めめは首をゆっくり振った。
mg 「…ごめんねっ、」
kj 「…なんで仕事こーへんの?」
mg 「…疲れちった、もう死にたいな…」
ru 「でもっ、」
“9人でsnowmanでしょ?”
めめはそういった。
あの日の俺の言葉を。
mg 「…頑張った。心がえぐられる程、
…大丈夫なんて、助けてなんて、
言えないよっ、」
fk 「めめ、?」
mg 「気づいて欲しかったっ、」
そういうと1つぶの雫が落ちていく。
mg 「…みんな、またね、」
めめは柵から飛び降りた。
沢山の雫と共に___
めめは飛び降りる寸前まで、
笑っていた__
俺がめめを_
“殺した_”
ラスト描かれた雫とはなんなのか、
雨なのか、
めめの涙なのか
メンバーの涙なのか
これに正解はありません。
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お待ちしています。
𝐹𝑖𝑛.