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『ん…』
??「あ、起きた!」
目が覚めると、目の前に今の私と同じような見た目で髪を一つに結んだ女の子?がいた
そっか私、倒れちゃったんだ
??「えっと、大丈夫?」
女の子?が聞いてくる
『うん、大丈夫!』
『ところで、一つ聞きたいんだけど…』
『もしかして、莉里?』
私がそう聞くと、女の子?がパッと顔を明るくした
ri「やっぱり、寝音だったんだ!」
莉里が飛びついてくる
莉里は、わたしの双子の“兄”
女の子みたいな見た目だけど、男の子
ri「もう気づいてるかも知れないけど、たぶん転生してるんだと思うんだよね」
普通はありえない、夢物語のような話だが、実際に起こっている
なぜなら、さっきの私の知らない記憶は、今世の私の記憶だった
今世の私は11歳、で前世より少し年下
どうやらこの世界は“魔法”と、その人だけが持っている、“特能”というものがあるらしい
え、異世界転生じゃん、めっちゃファンタジーじゃん
まあ、それは一回置いといて
『莉里と私が転生しているってことは、たぶん他のみんなも転生してるかもね』
ri「たぶん、そうだと思うよ」
ri「あと、本人かは分からないけど、“風花”っぽい子は見つけたよ」
『ホント!?』
風花は私の友達で、転生している可能性の高い子
ri「明日、会いに行ってみる?」
『うん!』