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そして、隼也の家に到着した
幹恵:ごめんね、急に…
隼也:いえ…何かありましたか?
幹恵:ちょっと色々あって…
隼也:色々って…?
幹恵:私さ、ダンススタジオの生徒の中で唯一合格もらってないの…
隼也:え…?本当ですか…?
幹恵:うん、これ本当なのよ…
隼也:大丈夫なんですか?
幹恵:全然だよ…
隼也:…
隼也:そもそもなんですけど
幹恵:えっ…?
隼也:ダンサーになろうと思ったきっかけって何ですか?
幹恵:昔なんだけどね、家族でテーマパークに行った時にさ、ダンサーさんのパフォーマンスを見たの…
隼也:あ〜、ありますよね
幹恵:私はそれを見てかっこいいなって素直に思ったんだ
隼也:へぇ〜…
幹恵:で、小学生になった頃からずっとダンスをやって来たの
隼也:ダンスが上手い女性って凄いかっこいいなって思いますよ…
幹恵:本当…?
隼也:はい
幹恵:隼也くんがそう言う風に言ってくれて私は凄い嬉しいよ…。
隼也:そうですか?
幹恵:うん…頑張れる気がする…
隼也:なら良かったです…
・・・
隼也:あの、幹恵さん
幹恵:ん?何?
隼也:お腹空いてますか?
幹恵:空いてるけど…
隼也:なんか作りますよ
幹恵:え…そんな、悪いよ…
隼也:良いんですよ。遠慮しなくても
幹恵:うん…
隼也:何食べたいですか?
幹恵:チャーハン食べたいな…
隼也:承知しました。しばしお待ちを
幹恵:うん…
隼也はキッチンに向かう