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渚「うさぎ〜!!!」



「ちょ、もう、渚!!兎じゃない!」



渚「あはは、ごめんごめん。なんか日向って小動物みたいで可愛いしほわほわしてる感じあるからさ。」



?「あーわかる!白兎さんって兎っぽい!」



渚「うわっ!相川!話し勝手に聞くなよw」



春樹「ごめんごめん。」



この元気な男の子は相川春樹くん。とても元気だけどじつはとても優しい。



?「春樹?盗み聞きはやめなよ。」



そういい、春樹くんのことをバックハグしているのは清水蒼空くん。





入学式のときに心配してくれた男の子だ。



春樹「おいそら!俺のほうが少し小さいからってさ!!」



渚「少しっていうか10cmくらいはあるんじゃん?」



春樹「おい、百瀬!舐めんなよ!!俺は今!!157ある!!!」



渚「清水は?」



蒼空「え?あー…確か165…くらいかな…?」



春樹「おーじゃぁ8cmくらい?だよな。」



蒼空「そう、だね。」



春樹「え、じゃぁさ、白兎さんは何cmくらいなの?」



「え?私は…155かな…」



渚「本当は?」



「本当だよ!!」



渚「…」


ジト〜っとした目でこちらを見てくる渚に負けた。



「150…くらいです…」



春樹「かわいい〜」



相川くんは私の方によってきて、身長差を調べるようにする。



「…渚はどうなの!?」



私より低いはずはないけど一応!



渚「私?私は…158cmだよ。」



春樹「嘘だ!!俺のほうが高くね?!」



蒼空「あ、春樹の髪抑えたら少し小さくなってるんじゃん?」


渚「私のほうが大きくも見えるけどそんなに変わんないか。」



春樹「確かに…」



渚「…あっ、そういえばさ、清水とうさぎって身長差15くらいだよね。」



「…あ、確かに。165−150だから15か。」


渚「ニヤッ…ねぇ、知ってる?カップルの理想の身長差って15cmなんだって。」



「え!?//」

蒼空「え!?/」



春樹「二人揃って真っ赤になっちゃってかわいい〜w」


渚「お似合いだね〜w」



「やめてよ!!渚〜!!相川くんも!!」



春樹「ごめんごめん…!!?」


蒼空「春樹こっち来て。」


春樹「じょ、冗談冗談!!死ぬ死ぬ死ぬ!!!!」



渚「w」


「蒼空くん迷惑そうだったよ…」


渚「え!?うさぎ…目大丈夫?そんなわけ、」



蒼空「百瀬さん!!!!」



蒼空くんが突然大声で渚の声を遮った。


渚「あ、ごめんw」



「??」


蒼空「なんでもないから…」



蒼空くんは必死に否定している。



「………私は……………かった…だけど…な……」




蒼空「え?」



「なんでもない!!」



そういい、私は羞恥心から教室を出た。



渚の笑い声が後ろから聞こえたけど別にどうでも良かった。

甘いだけじゃつまらない。

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