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「気をつけ〜礼 、 ありがとうございました 」
号令と共にチャイムが鳴った 。
時刻はPM12:30でお昼休憩の時間 。
ほぼみんなが移動し 、楽しそうな声が
ガヤガヤ聞こえる 。
俺もいつも通り若井を誘いに行く 。
元貴: ねぇ若井 。 お昼一緒に食べよ 、?
若井: っわりぃ ….今日他の奴と約束してて …っ
元貴: ぁ ….そーなんだ 。 ごめん
若井: それか元貴も一緒に食べる?
元貴: え …俺も ?!
一瞬迷ったけれど 、後ろからいかにも “ 陽キャ “
って人が若井を呼んでいることに気づいた 。
元貴: っん … 俺はだいじょーぶ 。 ごめん !!
逃げるようにしてその場を後にした 。
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元貴side
まずい ….これはまずいぞ …..。
昼食を一緒に食べる人がいない …!
1人で食べてたら友達いないって思われそうだし …
だけど誰かを誘う勇気もない …っ泣
こんな思いするならいっそのこと
若井達と一緒に食べればよかったぁ … 泣
すると 、通行人の邪魔にならないように廊下の端っこで
小さく凹む元貴に誰かが肩を叩いた 。
トントン …っ
元貴はお弁当を片手に慌てて振り向く 。
元貴: っ …ぉ 、 お姉ちゃん ?!