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―放課後―
友: お〜い … 帰ろ〜っ!
大森: はいは〜い
鞄を雑に持ってこちらに近づいてくる …..と思えば
私の鞄まで持ち出してそそくさと帰るとする 。
大森: ちょ …なんでそんなに急いでるの?!
友: …私はバイトがあるんだよぉ
大森: えっ…ごめん 、それなら早く行こっ
先生がいないうちに廊下をさーっと走って
急いで靴に履き替えようとする 。
____その時 …背後からトントンっと肩を叩かれた 。
藤澤: あの … 今いい ….?
友: え …?ぁ 、 藤澤 …くん
友: …ど 、どっちに用が?
ちょっぴり人気者の涼ちゃんが話しかけてきて
戸惑っている様子 。
そんなのもお構い無しに涼ちゃんは
私の方をちらっと見て ………腕をグッと引き寄せた 。
大森: え ….っ
友: ….へ?
藤澤: ごめんね 、話したい事あるからこの子貰うね
友: っあ …. うん 、じゃぁばいばい ….?
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
……スタスタ __っ
ついいさっき 、 まで玄関に居て ….。
……..今は涼ちゃんに連れてかれ屋上 …..。
大森: ちょっと 、涼ちゃん …?
藤澤: ふふ … 涼ちゃん呼び定着したね 、笑
大森: まぁ …そうだけど …なんでここ?
藤澤: あ 、そっか …急にごめんね
藤澤: お友達と帰ろうとしてたのに …..。
大森: いやっ全然 ….大丈夫だけど
涼ちゃんは柵にもたれかかって景色を見ていたが 、
すっとこちらに体の向きを変えて ……
……いつもと違う真剣な眼差しで私を見た 。
藤澤: すき …だよ
藤澤: 僕とお付き合いしてほしいです
コメント
1件
おぉ⋯ついに、来ましたか。ここからどうなるんだ?