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水視点
水)待って…、!
そう咄嗟に声を掛けたが聞こえなかったのか扉を閉められてしまった。
…、あれは確かに「 ないこ 」だった。
“一緒” に遊んでいた人。
一緒に笑いあっていた人。
僕と共に道を歩んでいた人。
だったのに…。
もう忘れちゃったのかな、、
〜翌日〜
水)あ!いたいた!りうちゃぁぁん!
赤)うるさ…、どうしたの?
水)ないちゃんについてなんか知ってる事無い!?
赤)ないちゃん…? あぁ、ないくんか
赤)まず ほとけっちってないくんの事知ってたっけ?
水)うん!小学校までずぅっっと一緒だった親友!
赤)そうなんだ 中学校は別だったの?
水)…うん 僕、親の都合で引越ししなきゃ行けなかったからさ
赤)そっか、…
一言述べ、りうちゃんは少し悲しいような、切ない表情を浮かべていた。
水)そんな事より!ないちゃんについて!
水)何か知らない?
赤)何かって言われても…、
赤)ほとけっちは何を知りたい訳?
水)不登校の理由とか…、昔と苗字が違うとか?
赤)え?ないくんって苗字違ったの?
水)え…?りうちゃん知ってるんじゃ無いの?
赤)いや…、高校からの付き合いだし 分かんないよ ←現在高2
水)不登校になったのとかは、?
↑現在高2 転校してきた。
赤)…、それは
りうちゃんは僕から目を逸らし、少し頭を悩ませていた。
赤)それは…、初兎ちゃんに聞いた方が良いんじゃない?
水)初兎ちゃん?分かった!
赤)…、
水)しょーちゃぁぁぁぁん!!
紫)ん〜、?
水)ないちゃんの不登校になった理由って知ってる!?
紫)急に…!? まぁ、1部くらいは、
水)お願いっ教えて
紫)うーん…、人様の事やしなぁ
水)おーねーがーいーっっ!!
紫)んじゃ 条件呑んでくれるならええで
水)何!?
紫)理由を教える 代わりに ないちゃんを学校に来させてくれへん?
水)え?
紫)ないちゃんの笑顔をまた…、見たいんや
紫)この 条件を呑んでくれるなら話したろ
水)分かった!ないちゃんの事絶ッ対学校に行かせる!
紫)ありがとぉな ほな 話すわ
紫)不登校の事話すんなら、苗字が変わっとんのも、今の現状も話すわ
紫)これ話さへんと話が分からへんでな
水)しょーちゃん神!!
紫)ないちゃんの様子がおかしなったのは中2の夏や。
紫)おかしくなったってか…、
紫)…、笑わんくなってしまったんや
初兎ちゃんから発する言葉は1つ1つが重たい。
今もどれだけないちゃんの事を思っているのかが良く分かる。
紫)ないちゃんが笑わんくなった…、
紫)いや 感情を出さへんくなって1ヶ月が経った頃や
紫)急にないちゃんの苗字が変更したんや
紫)乾から内藤に…、
『乾』 僕が知っている 親しみのある苗字。
紫)ないちゃんから聞いた話やと、両親が離婚
紫)その後にまた、再婚したんやと。
離婚 再婚、?
僕が居ない間にないちゃんも、この街も時が過ぎて行っている。と改めて実感した瞬間だった。
紫)…僕もこれから話す事は表面上でしか知らへん
紫)中3の春…、ないちゃんは
紫)交通事故にあった
水)交通事故…、
紫)それで…”記憶障害”になってしもたんや
水)記憶障害…
僕はただ言葉を真似る事しか出来なかった。