<登場人物>
青井らだお 成瀬力二 伊藤ぺいん
※この小説は完全に主の自己満で書いてるので所々おかしい点がございます許せる人だけ見て下さい
<前置き>
今回はちゃんとした感じです(語彙力消失)
良ければ後書きも見て行って下さい!🙌
ではいってらっしゃい!!
ぺいん「らだお〜!」
成瀬「らだおー!」
成瀬「…居なさそうだな」
本署内
ぺいん と 成瀬 は、キャップからの差し入れを渡すためらだおを探していた。
ぺいん「もっと上の階に居んのかな〜」
そう頭の中では考えているのだが、何故だか妙に落ち着かない。
ぺいん(なんだろ…)
ふと成瀬の顔を見てみたが、いつもより少し真剣な顔をしているように見えた。やはり成瀬も同じことを思っているのだろうか
何故こんなにも胸騒ぎがするのかは分からないが、とりあえず早くらだおを探そう
そうしてぺいんと成瀬は階段を上がって上の階に行った
階を上がってしばらく経った時
ぺいん「……!!」
突然、ぺいんが一点を見つめて黙った。
成瀬「ん?どしたー?らだお居たのk‥」
ぺいんの見ている所に視線を移すと、
成瀬「らだおっ!?」
その視線の先には、床に座り込むらだおの姿があった
成瀬「おい!大丈夫からだお」
らだお「ん……なるせ?」
慌てた様子で駆け寄った成瀬とは反対に、のんびりとしたらだおの声を聞いて、思わず拍子抜けしたように成瀬は顔を緩めた。
成瀬「とりあえず椅子まで運ぶぞ」
成瀬「コレ持ってて」
ぺいん「あっうん」
成瀬は、混乱して棒立ちしていたぺいんにホットドッグの入った袋を渡した。
そしてらだおの背中に手をあて、両脚を持ち上げた
らだお「‥あ、ちょっ…」
成瀬「よっ」
抵抗する間も無くらだおは軽々と持ち上げられ、お姫様抱っこされた
成瀬「降ろすぞー」
らだお「はーぃ…」
成瀬は、ベンチ型のイスにらだおを座らせた
成瀬「…で、らだお “何 が あ っ た の ?”」
らだお「スゥ―……」
らだお (成瀬の圧がスゴイ…)
“嘘はつくなよ”と言わんばかりに成瀬がらだおに言い放った
らだお「……さっきここら辺を歩いてた時に、急にフラついたからしゃがんで休んでただけ」
らだお「今はもう大丈夫だよ〜」
半分以上は大嘘だ。
“もう大丈夫”という言葉も嘘。
今も頭痛がするし、さっきよりも胸が苦しい
成瀬「…ふーん」
成瀬が、納得したのか疑っているのかよく分からない声で返事をした。
そしておもむろにらだおの顔を覗き込んだ
らだお「……近い」
成瀬の整った顔と綺麗な目が、無言でじっと見つめてくる。平静を装うとしたが、まるで心の中を見透かされるような気がして反射的に目を逸してしまった
『ゴンッ』
すると突然、頭に衝撃が走った
らだお「いだっ」
成瀬「理由、絶対それだけじゃないだろ」
らだお「なっ……なんで??」
いきなり成瀬に頭をぶん殴られたのと、本当に心の中を読んでいるかのような成瀬の発言に、思わず目を丸くしながららだおが言った
成瀬「勘。てかその反応的に図星でしょ?」
らだお「ぅ゙…」
成瀬の言う通り、全て図星だ。
そしてらだおはしばらく黙ってから、口を開いた
らだお「……さっきたまたま、俺の陰口言われてるのを聞いちゃって」
らだお「その後急に目眩がして‥とりあえずそこにしゃがんで休んでた」
らだおが、普段ならあり得ない弱々しい声で言った。
顔は俯き加減でどんな表情をしていたのかは読み取れなかったが、どこか苦しそうな表情に見えた
成瀬「なるほど。」
成瀬「ま、とりあえずホットドッグ食べよ」
成瀬がそう言い、らだおの隣に座って袋からホットドッグを1つ取り出した。
成瀬「はいこれらだおの分ね〜」
らだお「…あ、ありがと…??」
何故か強引にホットドッグを渡され…というか押し付けられ、意味が分からないという表情のらだおを差し置き、成瀬も自分のホットドッグを1つ取り出した
成瀬「ほら、ぺいんもここ座って」
ポンポン、と成瀬が椅子を軽く叩いて促した
ぺいん「えー、オレ端っこ?」
成瀬「早いものがちなんで〜(^^)」
ぺいんは少し不満げに言いながらも座った
ぺいん「あーお腹空いた!!俺も早く食べよ〜」
椅子に座り袋の中からホットドッグを取ったぺいんは、すぐさまホットドッグを口に運ぼうとした
成瀬「てか、ぺいんさっきまでずっと静かだったなー」
ぺいん「ゑ」
食べようとした寸前、成瀬に不意をつかれてぺいんの動きが一瞬止まった
ぺいん「…だって、またらだお倒れたのかと思ったんだもん‥」
視線を下に向け、怒るような心配するような表情でぺいんが言った
らだお「アー…それはホントにごめん」
そう、らだおは過去に倒れた事が何度もあるのだ。ある時は寝不足で、ある時は空腹で
らだお「イヤ‥でもそれ新人の時の話でしょ」
らだお「今はちゃんとしてるから!!」
なんて、胸を張りこんなことを言っているがフラついた原因はらだおの寝不足と栄養不足にあるのだが
成瀬「メンタルケアは出来てねぇけどなー」
会話を黙って聞いていた成瀬が、不意にボソッと呟いた。
らだお「んぁ?なんか言った??」
成瀬「…別にー?」
<後書き(?)>
皆様お待たせして申し訳ございません😌
更新めちゃめちゃ遅れました( ー`дー´)
【※最後の更新:3/5→現在:3/17】
最終回出せるように頑張りますッッッ……
また数日更新かからない可能性も十分にあるので、気長にお待ち頂ければ幸いです🙌
コメント
1件
これは…特殊刑事課召喚だな!あのモブをボコボコにしてもらわないと…(*^^*)