⚠注意⚠
注意書きは一話にあります。
外も俺もぐちゃぐちゃで、もう、なんでもいい。何もせずに静かに生きたい。みんなを殺したくない気持ちと、死ねばまた魔女のもとに行けるとではないかという考えが混ざり合う。もちろん根拠なんてない。
前世のときどうして俺はオニユリさんのもとに行けたのだろうか。最後に何かを唱えた?願った?
何もわからない。
???:ふふふ、何か面白いことをしているみたいですね?
チーノ:………クラウンさん
クラウン:もうこの際ですからあなたにいいことを教えてあげましょう。
チーノ:何ですか
クラウン:実は、
クラウン:こうなるように仕向けたのは私なんです。
チーノ:……は?
クラウン:いやーいろいろ大変でしたよ。ここでこの人が死んでここでこの人がこの人に殺されるとか。そうなるように仕向けた、いやここでは書き換えたと言ったほうが正しいですかね?
チーノ:……書き換えたってのは魔女は世界を書いているからってことやな?だから一度書いた話が気にいらなければ書き直す。
クラウン:おや、本の存在を知っていたのですか。以外ですね。まぁいいや。そうですよ。私達は本の著者であなた方は物語に出てくるキャラクター。
キャラクターは本の物語どおりに動く駒であり、大切な鍵。
勝手にどこか違う道に行かないように物語という道を書く。
だから未来に横道なんてあり得ないんですよね。
チーノ:……狂ってる。
クラウン:狂ってますよ。だって場をつなぐだけのお馬鹿役の道化師ですから。
必死に下手を演じて、みんなから笑われ、馬鹿だと言われる人ですからね。
そうだ!この世界は所詮、本。数ページ飛ばしてクライマックスを読もうじゃないか。
ちょうど君が仲間を殺したあとで、最後の一人、“グルッペン・フューラー”を殺すその瞬間にね!!
ーガチャリ
重い音がする。これは俺も覚えている。俺がグルッペンさんに銃を突きつけているシーン。
もうここまで来てしまったら、涙の一つもない。
眼の前にいるこいつを殺すだけで俺の、仕事は終わり、俺の人生も終わるのだから。
チーノ:……言い残すことはあるか?
グルッペン:もうすぐ死ぬ相手に最後の言葉を聞くのか?
チーノ:無いなら殺すだけや。
グルッペン:なら、少し話を使用じゃないか。最後の言葉ならぬ、最後の会話を
チーノ:………
グルッペン:そうだな、話題は何がいいかな。あれがいいな!なぁチーノくん、知ってるかい?
グルッペン:WR国の幹部と総統は実は転生しているって話。
チーノ:!?!
グルッペン:だから、何か頼みごとをすると、「あるで」とか「やろか」ってすぐに言ってくれるのは一度死んでやり直しているから。この人がこういう行動を取るって分かっているから、先読みが出来る。
ーババ、パンッ
銃声音が鳴り響く。顔を上げれば俺らを囲むように十二人が立っていた。手に持った銃やら剣やら縄やらで俺を始末しようと待機していた奴らを倒していた。
そこにはオスマンさんもひとらんさんもゾムさんもショッピくんも鬱先生も立っていた。
チーノ:なんでや……
ゾム:なんでってそりゃぁデコイだからなぁあれ
鬱:あれ借りるのどれだけ俺が苦労したか知らんやろ!!
ショッピ:いやーさすが大先生!!あれを借りられるほど顔が広いんっすね〜
コネシマ:あははは!!大先生がそんなふうに借りてへんだろ!!
ロボロ:どうせ、土下座でもして借りたんやろな〜
兄さん:ハハッ、ダッサ
ひとらんらん:また集まれてよかったね
オスマン:一回死んだけどね
エーミール:そうですが、作りきれなかった爆弾を完成させることが出来てよかったです。
シャオロン:俺が一体多数で死ぬわけ無いやろ。むしろ得意やわw
しんぺい神:こういう場に出るのは苦手なんやけどな〜
トントン:ちなみにやけど仲間はこれからもっと増えるからな!!覚悟しておけよ〜
グルッペン:そうだぞ、諸君!!俺が宣言できないのは少しばかり尺に触るが、宣告してもらおうか!!
チーノ:誰に…?
グルッペン:それは声を聞いてからのお楽しみだゾ!!しかと聞くがいい!!
=???:あーあーテステス。これ聞こえてる?=
=???:聞コエテルヨ。きょーサン=
=きょー:ありがとう、どりみー。褒めて使わす。=
=みどり:イェーイ=
=コンタミ:早く言って?=
=きょー:まあまあ、そんなに焦るでない。まずは自己紹介からやろ。=
=きょー:んんっ。どうも皆さんこんばんは、ら・っ・だ・ぁです★=
=らっだぁ:おぉい!!=
=レウクラウド:喧嘩が始まったので、かわりに。=
=レウクラウド:宣誓、僕たち、運営国、日常国、WT国、ドズル王国、ぴくと国、薬理王国はWR国と共にKM国と戦争をすることをここに宣言します。=
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