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次がどうなるのかめちゃくちゃ楽しみ。
⚠︎御本人様には一切関係ございません⚠︎
こちらの作品はwrwrd様の小説版創作ドラマとなっております。
登場人物に出てこない方がいるかもしれません。
公式の情報をアレンジしている箇所がある可能性がございます。
ご理解頂けますと幸いです。
・腐等の要素は一切含まれておりません
・軍パロ
・sha様が主人公 となっております
キャラ崩壊や誤字脱字等あるかもしれませんが、ご了承ください。
それではどうぞ、ご覧下さい。
zm視点
shaが何かを抱えている、というのを俺は察する事が出来なかった…
大先生やrbrは何となく察しとったらしいけど、俺は全く気づけんかった…
shaが”やめる”というまで気づかないなんて、仲間として不甲斐ない…
俺も、shaに救われた1人だ。
何としてでもshaを助けたい…
俺は昔から面白いことにしか興味がなかった。
自分が一緒に遊んでて面白くない奴とは遊ばなかったし、はっきりと相手にそれを口にして伝えていた。
そんなんだから周りの奴らからは嫌われたり、段々と俺と遊んでくれる人がいなくなっていった。
俺は悪気がなかったから余計なんで皆が遊んでくれないのかが分からなかった。
今思えばいっちゃんタチ悪いやつよなw
俺の軍の練習は結構きついものらしい
それを俺の軍のヤツらが喋っているのを聞いて知った。
部下1「ハァー、マジで疲れた…」
部下2「ほんまにな…」
部下1「サボれて良かったわマジで」
部下1「あの練習がちで死ぬ程きついもんw」
部下2「あれを余裕でこなすzm様すげぇよなぁ…」
部下1「流石、 “味方最大の脅威” よなw」
部下2「なーw」
“死ぬ程きつい練習” …か…
あんくらいこなせなアカンやろ
やっぱ此奴らもおもんないな
俺は当時そう思っていた
部下だろうが何だろうが自分に着いて来れない奴は全員おもんない
そう思っていた
だから部下達がサボっていても俺は気にしない
所詮その程度やったってだけやから
そんな俺でも幹部の皆の事はちゃんと好きやった
まぁ、俺に着いてこれへん奴はおるっちゃおるけど、
皆遊んでくれるし、部下よりもずっと強いから楽しかった
その中でも俺はshaと遊ぶのが好きだ
それは今でも変わらない
shaは唯一俺に着いてこれる人や
しかも、強い
そんなん楽しい以外なんも無いやろ!
…
こんなに強がってる事を言ってる俺だが
実の所俺の心は意外と繊細なものだ
でも、 “自分についてこれん部下はそれまでの奴や” ってのはホンマに思っとる事やけどな、w
子供の頃から友達に見放されてきた
zm「お前つまらーん!!」
zm「もっと俺についてこいよッ!」
モブ「…俺、お前と友達やめるッ!」
zm「…は?」
モブ「もう無理やから!」
モブ「俺はお前に着いてけへん…ッ!」
モブ「これで終わりや」
タッタッタッ
zm「あ、え、?」
zm「なんやねん、あいつ…」
こんな事が沢山あった
ずっと、ずっとずっとずっと…!
仲良くなっては”お前についていけへん”という理由で離れていく
見放される
そのせいか、俺は自分の発言のせいで折角仲良くなった人が離れていかないかって事だけを気にしていた
それでも、興奮してつい発言してしまった言葉等により
離れていく人もいた
でも、昔よりは明らかに減った
軍に入ってからも俺は同じ幹部の彼奴らに見放されないかだけを考えていた時期があった
俺は戦うのが好きでよく模擬戦を頼んでいた
zm「もっかいッ!もっかいやろーや!」
ut「ちょ、ッ俺休憩するわ、ッ!」
ut「流石に疲れた、ッ」
フラフラと部屋を出ていくut
zm「…ぁ、」
zm「(また、やってもーた…)」
zm「わ、分かった、!」
zm「…あ、じゃあknやろーや、!」
kn「えぇ!!?」
kn「お、俺も疲れたわ…」
kn「あ、後でやったるから休憩してきてもええか…?」
utに続き部屋を出ていくkn
zm「…ぁ、う、うん、!」
tn「さ、流石zmやな…ッ、」
tn「お前の体力に着いてけへんわ、w」
zm「ッ…」
“着いていけない”
その言葉を聞く度に鼓動が早くなる
頭の中が
“嫌われる”
“見捨てられる”
でいっぱいになる
tn「俺もちょっと書類やってくるわな、!」
tnも、部屋を出ていった
zm「お、おん、!」
どんどん人が居なくなる
ここに居た奴らは殆ど居なくなった
rbrやsyp、ci、emは溜めていた仕事や調べ物等があった為元々いない
後残っているのは…
sha「〜♪」
shaだけだ
sha「…あれ?皆おらんくなったやん」
zm「あ、み、皆疲れてもうたって…」
sha「ふーん…」
zm「s、shaも疲れたんやったら戻っても_」
俺が、 “戻ってもええで” と言いかけたのを遮り、shaが口を開いた
sha「もっかいやるか〜!」
zm「…ぇ、?」
“もっかいやる” 、?
聞き間違い、ちゃうよな、?
やれるん?
できるん?
俺の体力に着いてこれてるん?
sha「…?」
sha「どうしたん?」
sha「やらへんの?」
不思議そうな顔で此方を見つめてくる
zm「つ、疲れてないん、?」
sha「え、?うん、疲れてへんけど…」
sha「あ、!」
sha「もしかしてzm疲れとった?!」
sha「まだやりたいかなって思ったんやけど…」
zm「!」
sha「やりたなかった、?」
zm「やりたいッ!やるッ!パァァ」
sha「ッw」
sha「お前、分かりやすい奴やなー!」
バシッと軽く俺の背中を叩いてくる
sha「んーじゃぁ、やりますか、!」
zm「おうッ!」
shaはその後も何回かやってくれた
初めて出会った
俺に着いてこれる人
初めて全力で感じた
楽しい・疲れた
という感情
初めて思った
“此奴、俺よりも強いのではないか?“ と
sha「ッ…ハァー、」
sha「疲れたなぁ、ニコッ」
zm「おんッ!」
sha「満足してよかったわぁ、w」
…
もしかして、ここまで頑張ってくれたのって俺の為…?
zm「な、なぁ、sha」
sha「ん?」
zm「なんで、お前はここまで付き合ってくれたん、?」
zm「shaも疲れてるやろうし、休んだらよかったんに、」
zm「…他の奴らみたいに、」
sha「…そうしたら、zm悲しいやろ?」
zm「ぇ、?」
sha「まさか、お前自覚しとらんかったん?w」
sha「皆が帰った後、めっちゃ悲しそうな顔しとったで?w」
zm「は、はぁ!?!」
zm「し、しとらんし、」
プイッとそっぽを向く
sha「んふふ、w」
sha「まぁ、後はせやな〜…」
sha「zmを満足させてみたかってんッ!ニコッ」
zm「まん、ぞく、?」
sha「いっつも物足りなさそうな顔しとるからさ」
sha「俺は皆より体力あるし、強いからな!ドヤッ」
zm「自分でそれ言うん?w」
sha「え、ええやん、!//」
zm「www」
sha「…んー、まぁでも、満足して、喜んどる顔が見たかっただけ、やなニコッ」
そう言って、太陽の様な眩しい笑顔を此方に向けた
zm「なんで、俺の為にそこまでやるん…」
sha「え〜?」
sha「そんなん簡単やんッ!」
zm「?」
sha「zmが大切な仲間やからやん!」
zm「ッ、!」
“大切な仲間”…
そんなん、初めて言われたわ、w
俺はこの時
他人の発言に対して”嬉しい”と、初めて思った
“傍に居たい”
“護りたい”
“手放されたくない”
と思った
全て親しい友人に向ける初めての感情だ
この時から俺がshaに向ける気持ちが、俺の中でのshaが確実に変わった
俺にとってshaは尊敬する人物でもあり、ライバルでもあり、大切に思っている仲間だ
俺にはshaが必要で、shaが居なければ楽しくなくなる
shaは、俺の太陽だ
何時までも、あの明るい笑顔を此方に向けていてほしい
安心する
心が軽くなる
俺の前から居なくならないでほしい
一生護るから
一生傍に居るから
絶対に助けるからッ、!
一生、離れんといてや…ッ
shaを救う為、席から立ち
部屋の外へと
rbrに続いて出ていった
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ??「俺の、心の鎖が取れた」
ෆ 300