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白色もか
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👸( '-' 👸 )ヒメチャン
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#オリジナルストーリー
一話 壁の文字とノリのお返事
明日露高校
小綺麗だがどこか殺風景な廊下に水色の髪は一際目立つ
高校2年生のユキヤは人気のない廊下をただひたすら歩いていた
廊下は教室と違い暖房がついていないため非常に寒い
今は9月だが最近 特に朝は冬のように肌寒かった
ユキヤは水色のセーターの袖を伸ばしなるべく手を隠す
(わっ…袖の中温かい…)
ユキヤは隅っこに座りポケットからカイロを取り出した
「へへっ 流石に早すぎたかな…まだ秋だもんね」
するとふと壁の文字に目がいった
“こんにちは”
白い壁に書かれた小さな文字
字はそこそこ綺麗
(女子が書いたのかな…?)
だが当然字だけでの特定はできない。
ユキヤはポケットにシャーペンが入っているのを思い出す
「…せっかくだし…ね」
ユキヤは元々書かれていた文字の下。
“おはよう 今日も寒いね”
シャープペンシルに付けられた白うさぎの小さなチャームが静かに揺れる
「よしっ 書けたっと!まぁ返事は来ないだろうけど…たまにはこういうのもアリだよね!あははっ!」
ユキヤはこの時はノリで書いただけだった
でもこのたった10文字が
ユキヤの学校生活を変えることになるなんて
この時の彼はまだ知らなかった───。
コメント
1件
「おはよう 今日も寒いね」って、ユキヤのその何気ない返信がすごく好きです。寒い廊下で一人、袖の中に隠した手とカイロが切なくて…でもほんの数文字で繋がれるかもって思わせてくれる、優しい余韻のある始まりですね。続きがすごく気になります🌙