コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私の名前は「藤崎 栞」、どこにでもいるただのJKだ。
私は小さな頃から少女漫画が大好きでいつかこんな恋愛をしたいと思っていた。
きっと私の元にはかっこいい王子様が来てくれるって思ってたんだ、馬鹿みたいだよね。
ある日、学年一位のイケメンから告白された。
私は告白されるなんて初めてだし、何より憧れだった人からの告白が嬉しくて、すぐにOKした。
たくさんデートして、キスだってした。
色んな事を沢山した。
だけれど、それからは良いように使われた。
私は彼の要望ならばすぐに受け入れ、なんだってやった。しばらくたった頃に彼が他の女と遊んでいるのを見かけた。
その後彼から別れを切り出された。彼の為にやった事が全て無駄な気がして、私の初めてだってこんな男に奪われてしまった。
それから私は
勿論、素敵な人は沢山いる。だけれど裏を想像してしまうのだ
そのせいで大好きだった少女漫画も、まともに読めなくなってしまった。
そんなある時、自分のクラスに転校生が来た。
大きな声で自己紹介をする姿はまるで私の理想的な少女漫画の主人公のようだった。