爽やかな風が吹き抜ける武蔵野高等学校。
その通いなれた朝の教室で、
鶫(つぐみ)は眼球がこぼれんばかりに目を見開き、
落書きと彫刻刀で傷つけられた机を凝視していた。
(死ね、キモイ…m9(^Д^)プギャーwww?)
口にするのもおぞましい言葉の数々。
鶫はゾワリと肌が栗立つのを感じながら、
クラスメイト達に救いを求める眼差しを投げかけた。
しかし――。
「鴫(しぎ)ってすげーことやってんのな!
ってか、頼まれたら誰とでもするんじゃねーの?」
差し伸べられたのは更なる悪意だった。
(前と同じだ…中学の時と同じだ)
雅(みやび)と再会した翌日、
クラスメイトが急によそよそしくなった。
更に翌日、ろくに喋ったこともないクラスメイトが、
馴れ馴れしい様子で話しかけてくるようになった。
「ねぇねぇ!このサイトに載ってる話って、
鴫さんのこと?だったら、マジ悲惨***********************
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