こんちくわ(?)
⚠︎死ネタあり
⚠︎キャラ崩壊ちょいあり
⚠︎室屋ちゃんの姿と声は岸ちゃんにしか見えないし聞こえてません(
それでも良い方はどうぞ!
岸本「室屋の兄貴、今日もまた来たんですか、?笑」
鏡の前で何かに話しかけるのは天王寺組戸狩派若手の武闘派岸本隆太郎だった。
室屋「来ちゃあかん、?」
岸本「あはは、笑 別に全然ええですけど毎回俺の後ろにスポーンするの辞めてもらっても良いですか、?正直言ってクソ怖いです。」
室屋「しゃあないやろ…….」
その言葉を聞いた室屋はどこか寂しげに目を逸らす。
岸本「まあ、そうですよね~、室屋の兄貴今”地縛霊“として居るんでしょ?」
室屋「まあ、そうやな…..」
その質問に室屋はゆっくりと頷き、岸本の後ろに抱きつく。
岸本「室屋の兄貴は幽霊なんですからすり抜けますって〜、ほんまは俺も室屋の兄貴の事抱きつきたいですわ、」
室屋「………」
室屋は少し不貞腐れた顔をして岸本を見る、その顔を見た岸本はクスッと少し笑った。
岸本「あはは、笑 あ、そろそろ事務所行かへんとな、室屋の兄貴も行きます、?」
室屋「おん、」
その質問に答えるように室屋は頷いた。
岸本「ほんなら行きましょうか、」
室屋「ん、」
室屋と一緒に家を出ていき、歩き始めた。
がちゃ
岸本「おはようございます〜」
渋谷「あ、岸本かおはよう」
室屋「なんか、俺が居らんくても皆んな悲しんどらんな、」
岸本「みんなも内心は悲しいに決まったりますわ、渋谷の兄貴室屋の兄貴の葬式の時泣いとりましたよ、?」
室屋「へえ〜……」
室屋は半信半疑でその話を聞き事務所内を見渡す。
室屋「戸狩の兄貴は…..?」
岸本「戸狩の兄貴はアッチですよ」
岸本は戸狩の方に指を差し室屋に居場所を教える。
室屋「あ、ほんまや」
岸本「でしょ〜、笑」
室屋の方を見てにっこりと笑う岸本、その光景を他の人が見たら岸本にしか室屋が見えない為岸本がただ一人で会話をしている異常者にしか見えなかった。
渋谷「な、なあ、岸本」
岸本「ん、?どうしましたか?」
不思議そうに首を傾げながら渋谷を見つめる。
渋谷「その、お前誰と話しとるん、?」
岸本「え、?むろy…….あ、いえ、何でもありまへん、」
渋谷「……?なら、ええんやけど、」
あまり納得して無い顔で渋谷はそう言い、戸狩の方に行きコソコソと何かを話していた。
室屋「お前、声のボリュームとか考えろや、お前しか俺が見えんのやで」
岸本「すんまへ〜ん……」
先程より少し声のボリュームを小さくして室屋に謝罪した。
岸本「あの二人何を話してるのでしょうかね〜」
室屋「お前の事ちゃう?」
岸本「あ〜確かに」
室屋「敬語外すなやアホの岸本」
岸本「たまにぐらいは許して下さい〜」
いつもと変わらない会話をしながら岸本たちは渋谷たちの方を見つめていた。二人は何の会話をしているのだろうか。
渋谷「……戸狩の兄貴」
戸狩「なんや渋谷、」
渋谷が耳元で戸狩に話しかける、戸狩は渋谷の声のボリュームに合わせて話し始める。
渋谷「その、岸本の事についてなんですけど」
戸狩「岸本か….?岸本がどないしたんや」
渋谷「その、最近おかしいと思いません?誰も居らんのに誰かと永遠に話してるんですよ?」
戸狩「まあ、確かにそれはおかしいな……」
少し深刻そうな顔で渋谷の話を黙々と聞く戸狩。
戸狩「……..もしかすると、”室屋”が居るんやないか、?」
渋谷「室屋、ですか?」
予想の斜め上の回答で思わず渋谷はぽかーんと口が空いてしまった。
戸狩「室屋が地縛霊として彷徨っとる可能性はあるやろ?」
渋谷「ま、まあ、確かにそうですけど」
戸狩「仮にその地縛霊の状態の室屋が岸本と会っとっても違和感は無いし、今の岸本の状態とも繋がるんとちゃうか?」
渋谷「確かに…..!戸狩の兄貴天才ですね」
その話を聞いた渋谷は先程まであったモヤモヤが無くなり納得した顔になる。
戸狩「まあ、岸本に聞くのが一番手っ取り早いわ」
渋谷「そうしますわ、ありがとうございます」
戸狩との会話を終え、渋谷は岸本に近づく。
渋谷「岸本〜、」
岸本「……?はい、どうしましたか?」
渋谷「お前の近くに、その室屋の地縛霊とか居るか?」
岸本「、……..?!」
いきなりそんな事を言われ岸本は驚く、渋谷に室屋は見えないはずなのに急にそんな事を言われると誰だって驚くだろう。
岸本「……….」
困った顔で室屋に助けを求めようとするが
室屋「お前の判断に任すわ、俺は知らん」
室屋は岸本に選択肢を託す。
岸本「……..えっと……その…….」
渋谷「………?」
岸本「い、居ないです!室屋の兄貴が地縛霊で居るとか夢のような話ですよ〜、笑」
岸本の選択は嘘をついた。その嘘の意図は分からないが岸本なりの考えがあるのだろう。
渋谷「ふ〜ん、居らんのやな、まあええわ」
渋谷は嘲笑いをしながら岸本に対してそう発したのであった。
渋谷「ほんならええわ、すまんな変な事聞いて」
岸本「いえ、全然大丈夫ですので、気にせんくてええですよ、」
岸本は渋谷に向かってにっこりと笑い、渋谷にバレないようにする。
渋谷「おん、!じゃあ俺仕事戻るな!」
岸本「へーい!」
そのまま渋谷は事務所から出ていき、岸本は安心したのか胸を撫で下ろした。
岸本「良かったぁ〜、……」
室屋「そうやな、てか何で嘘ついたん、?」
室屋は岸本に対し疑問に思った事を聞いてみる。
岸本「あー、何となく、?本能的に嘘ついてみました」
室屋「何やねんそれ、まあ、ええわ」
室屋は多少呆れながら岸本にそう言った。
戸狩「……..岸本」
岸本「…….?へい」
戸狩「俺のところに着いてきてくれへん、?」
岸本「分かりましたぁ〜」
岸本は不思議に思いながらも戸狩に着いていく。だがこの後この行動が後悔するなんてまだ誰も知らなかった。
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死ネタ意外と好きなんだよねぇ🫠
次回は実質ネタバレだけどとがきしが入ります。
ではさよなら!
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コメント
2件
むろきし×とがきし死ネタ なんか死ネタ好きになったかも、、✨