テラーノベル
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「あっ、ごめんなさい…」音と同じに声を発したのはかなめである。――私、朝ノ目かなめ。12歳の小学6年生!今、とっても思い通りに行かないのがピーク。はあ、今日も最悪。でも今日が人生で一番最悪な日なんだと思う。私は悪くないのに怒られるとか、プレッシャーに負けてやりたくないのとかやらされたり、周りの人間に嫉妬したり、嫌いな人から急接近されたりとか、今も実験道具落として大騒ぎだとか。もう散々。こういう日何度送ってきたか…――「かなめちゃん大丈夫!?怪我は?」あみってゆーズッ友の子が心配してくれた。「ありがとう。うん。心配要らないよ、、!」「皆ここ通っちゃダメだよ~!」するとかなめの目から涙がにじむ。視界が歪む。(皆、優しい。いつもウザいとしか思ってなかったのに。私のために……!ありがとうっ!)これで初めて皆の優しさに感激してしまい、大粒の涙を一滴落とす。…でも。(大親友に最悪なところみせちゃった。やっぱ最悪。、)―――――帰り道―――――
『さよーなら!』ゾロゾロ… やっと帰れると思ったのに。「ちょっと、かなめさん?止まりなさい。」
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