コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より
……場面は変わり……
旅冴「ソナタとロンド……まるで…輪を作り共鳴するみたいな」…
ジャンヌ「何を呑気に!いくら不死身でも相手の連携が強いですよ!」
旅冴「そうだね、最初の初見殺しの技は僕でも驚いたよ」
Ѧロンド「……何だこの血…異様に痛みが染み渡る…」三日月型の異様な怪物と、
Ѧソナタ「早く振り払え、厄介な相手だ……生物兵器で不死身ときたか…」単眼の様な不気味被りをした僧侶…
……Ѧソナタは腕を伸ばしѦロンドに回復を施し治す…
ギーメル「貴方、コレ使いなさい」機械の銃器をジャンヌに渡す…
ジャンヌ「は…はい、結構重みが…」受け取ると構える…
ジャンヌ「所で、ギーメルさんの…」…
ギーメル「今居ないわ!機械兵達の指揮を任せて行かせちゃったもの!……私はお飾り女教皇なんですー!サポートしかできないわよ…作る事は得意だけど、戦闘経験ないもの…」…
ラス「何故、側に置かなかったのですか?…自身の身を…」…
ギーメル「数体くらい機械兵居れば大丈夫かな〜と思って…思ってたらよ!付与したのが破られるのよー!」
〈グチャ〉…半身の旅冴が転がって来る
旅冴「悪いんだけど、僕とあの子と狼だけじゃ命の保証はキツイかな〜っと、左に避けて!そこ!」…少し困った顔するが、途中テットラの危機を感知し警告し、
……旅冴の下半身が盾となり切り刻まれ、木っ端微塵[コッパミジン]になる…
テットラ「ふぅ…危なかった」
ギーメル「きゃー大丈夫なのそれ⁉︎」
旅冴「大丈夫、生えるから…」当たり前かの様に完全再生する…
ハティガルム「ヴルル…」Ѧロンドの攻撃を避けて威嚇する…
Ѧソナタ「この程度なら時期に解き放った兵器達が来るだろう…」
Ѧロンド「その時は最後だね」
ギーメル「あ〜早く戻って来て〜私のォォォォ」…突然〈パリン〉と入ってくる黒い人影に驚き、オっと叫ぶ…
ラス「遅くなりました…外の連中は片付きました…」…
ギーメル「ォォォああ悪魔!」
ラス「はい、悪魔ですが」
〈グギュュュ〉と化け物の奇声と共に、化け物を蹴り飛ばしながら入ってくる 白く美しい魔石が埋め込まれた機械人形が華麗に着地しギーメルの前に立つ…
その機械人形の近くに、抱き上げて運んでもらっているαメリーがいた
αメリー「ただいま!ふふん」褒めて欲しそうな顔で見つめてくる…
ギーメル「戻って来たのね!ってその子が……最近の子は怖いモノ知らずね…」
レギア「只今、マギア-ラ-レギア…此処に戻りました」αメリーを下ろし、手元から腕に装備された短剣…ジャマダハル(カータル)の様な仕込み武器が現れ構える。
レギア「ギーメル様、こちらをお使いになってください」白い長方形のボックスを取り出し足で投げ渡す…
ギーメル「無いよりマシよ!…ウォーゼッタ起動!」ボックスから機械装備が装着され6機のファンネル(オールレンジ)が浮遊し敵に向ける…
旅冴&αメリー「おお!」
Ѧロンド「不利になってきたな…」
Ѧソナタ「退却もまた一手」
ラス「行かせませんよ」逃げようとする2人に蒼い炎で囲い殴りに行く…
ギーメル「逃がさないわ!あいつらを今ココで終わらせてやりなさい!」
レギア「仰せのままに」
テットラ「反撃だー!」
スコールガルム「ウォォ」
ジャンヌ「流石に乱戦になるとやり難いから逃がさない様に離れて援護するよ」
旅冴「……2人とも…後、あの2人が逃げない様にしといて…」αメリーとギーメル、スコールガルムに目を向けて言う…
αメリー「うん」
ギーメル「え…んまぁ…わかったわ」
……スコールガルムが旅冴に寄る、
旅冴「頑張ったね後は守ってあげて」
スコールガルム「ウォン」わかったかの様に吠えαメリーとギーメルの側に行く
ジャンヌ「え…僕1人……」
旅冴「……さてと…コレで、やり易くなったかな?予知は…」
ラス「はい、完璧に視界が良く」
……ラスは余裕のある声で次々とくるѦソナタとѦロンドの初見殺し級の連携攻撃を回避し軽く反撃し続ける。
……攻撃が当たらないと焦るѦロンドと、僅かな隙を探し観察するѦソナタ。
テットラ「スゲぇ!」
旅冴「……一緒に戦ってくれる?」テットラにѦロンドを指差しながら言い
テットラ「いいよ任せて!」
……そしてラスは、わかってたかの様に2人の連携を崩しѦロンドをテットラと旅冴の手前まで押し出す…
背後の隙をついたѦソナタはラスに魔力の矢を放つが、
ラス「来てくれましたか」
レギア「私が来なかったら、どうするつもりでしたか?」腕を盾の様にし、ラスを攻撃から守る…
ラス「貴方は来てくれます。それは絶対です…なぜなら未来を見通す運命の悪魔がそう予想したのですから」
レギア「運命…ならば、私とギーメル様方達が共にいる勝利の運命を見せてもらいましょうか」…
Ѧソナタ「未来、運命、悪魔…… アンデルセン……あのラプラスめが!」何かを呟き、力任せに魔力を集中させ周囲にビーム…魔力砲を撃ち暴れる…
……レギアはその魔力砲を受けつつ周囲をなるべく被害を抑え守り走る…
レギア「このま受け続けるのは……」
ラス「レプトの権能…不動なる傲慢」…右腕が変換し暴走するѦソナタを掴み暴れ回ってた魔力砲を直接に止める…
Ѧソナタ「フヴォォアアァァ!既にそこまで到達してるのか…」
ラス「貴方も同じ…悪魔の様ですね」…掴みの力を強めѦソナタの腕を圧し折る…
レギア「そのまま」動きが止まっているѦソナタの首を狙い一瞬にして切り…
後から〈ブォォン〉とソニックブームの音が遅れて響く…
ラス「思ってた以上に速いですね」
…風圧が流れラスの髪が揺らぐ。
レギア「案外 呆気ないものですね」
ラス「いいえ、そうでも無いですよ」そう言い左手に蒼い炎を覆わせѦソナタの胴体に刺し込もうとするが、胴体が抵抗をし自身の腕を切断して脱出する…それだけなく、Ѧソナタの落ちた頭から血管の様な紐が無数に生え胴体に戻る…
Ѧソナタ「この方法は無駄か……」傷口を素早く治し腕を再生させている…
ラス「……危ない」レギアを掴み背を低くする…すると被弾してきた三日月の様な鋭い刃が通りすぎる…
Ѧロンド「このアンデッドが、ムカつくなぁ!そう言うのいいからさ」
旅冴「君がとても綺麗に切断してくるのが悪いんじゃない……君もソレが恐ろしく鋭い事はわかったけどね」
……旅冴はあえて攻撃を受け攻める不死身のゾンビ戦法をし、テットラが安全に攻撃できる隙を作り、
テットラ「へへっ14発目!」拳を握りѦロンドに強力な一発をくらわせる…
Ѧロンド「グハァァァッ!」身体にヒビ割れができ吹き飛ぶ…
旅冴「よし来た」自身の腕からアーチ状の骨が何本か生えては刺さり頑丈にさせ、衝撃で飛ばされるѦロンドを力強く旅冴が掴み回転して威力を利用し受け流して地面に叩きつけ防ぐ。
旅冴「これオマケ!」必要無くなったアーチ状の骨を肉圧で発射させѦロンドに軽く突き刺さる…
旅冴「うわっ…やっぱ硬すぎ」、
……軽く突き刺さった骨から旅冴の血が流れて行きѦロンドの体内に侵入する…
〈ドクン〉とѦロンドの体が反応し抵抗が起き痙攣が起きる…
Ѧロンド「ガアアア…生物兵器が」…暴走し無造作に刃を飛ばす…
旅冴「うっ……」
近くに居た旅冴が多く刃に刺さる…
ギーメル「電磁シールド展開!…」…
6機のファンネル(オールレンジ)の機体が同時に大きく開き強力なシールドを展開して飛び交うѦロンドの刃から守る…
旅冴「血肉を…コレ使って」落ちた刃を拾い自身の肉と骨で固定して作った武器をテットラに3本渡す…
テットラ「おおカッコいい」
旅冴「思いっきりね」
……テットラは3本の武器を1本ずつѦロンドに向けて叩き込む…
テットラ「アビリティー(力)!」
〈ゴグギィ〉と異質な打つかる音の後に、物凄い〈ドォォン〉と言う音が響く
建物内が揺れ窓ガラスが全て割れる…
ジャンヌ「うわぁあ!な…何だ?」
ラス「危ないですね」
レギア「貴方の考えも相当」
Ѧソナタ「グァァァァァ…」レギアに拘束され、2人の盾として扱わられている…
テットラ「もう一回!」
また、〈ゴグギィ〉と異質な打つかる音の後に物凄い〈ドォォン〉と言う音が響く。
テットラ「最後だ!」最後の1本を振り下ろしす…〈ゴッ…カチャ…〉
ラス「!…見えなかった…」…
αメリー「逃げてぇぇ!」
……Ѧロンドに蓄積された衝撃が爆発するかの様に肥大化し爆発し始める…
Ѧソナタ「はかったな神童!!」
…一瞬の間にラスはѦソナタを手足を引きちぎりѦロンドに被せる、悪魔の権能を使い封じ込める様に周りを囲む…
レギア「逃げなくていいのですか?」レギアも手伝う…
ラス「間に合いませからね」
……プチっ…
???『起爆』…
〈・・・〉…Ѧロンドが爆発する…
覆い被さるラスの腕から爆発の光が漏れ出し、レギアの機械部もヒビ割れ崩れかける……
αメリー「助けて!!」…
…黒い影が飛び出て、人型に変化する…ネメシスが助けに出てくる…
ネメシス「フォーチュン(運命)!』
……世界がピタリと時が止まったかの様に時間がゆっくりとなる……
αメリー「……」周りを見渡す…
旅冴「時が止まってる?」…
イネス『運命を変える力を…』
ラス「……アナストロフィフューチャー[逆転ノ未来]!…」…ラスに無数の捻れた力場が徘徊し大きな悪魔と天使の翼が舞う…
ラス「ネジマガレェェェ!!」…
……徘徊していた無数の捻れた力場が消費され物凄い光りを放つ…
\\\\\\\\\\\\\\\\\〈ガチッ〉\\\\\\\\\\\\\\\\\
…歯車が動き出すかの様に世界がゆっくりと元に動き出す。……
ネメシス「……っ眠く」人型から黒く丸くなり…αメリーの元に帰る…
ラス「うっ…」よろめき力尽きる…
レギア「……」倒れそうになるラスを掴み支える…それと同時に壊れたはずの腕が無事な事にも驚く…
αメリー「ラス……」
テットラ「あれ?無事だ」
旅冴「……爆発はしてたんだね」燃え尽きた所からѦソナタらしき腕を触ると崩れ落ちて灰になる…
ジャンヌ「何かガラスが凄く飛んできたんだけど……」
ギーメル「何してるのあんた……それより、終わったの?」
旅冴「いちょう終わった…はず……皆んなこっちに下がって!」
スコールガルム「ウォォ!」
??「邪魔…」飛びかかってくるスコールガルムを蹴り飛ばす…
スコールガルム「ウぅ」地面に〈ドン〉と落とされる…
ジャンヌ「ガルムが…」…
空中には大きな棺を担いだ丸サングラスをかけたチャラそうな男が居た…
ギーメル「何者…」
??「知りたきゃ先に君から名乗る事だね……まぁ…教える気は…」
エルド「デウスキャスターズの1人、コードは、レクリエム…だったよね」フードを被った者がѦレクリエムの横に入る…
ギーメル「エルド、いつのまに…」
Ѧレクリエム「ッチ…誰ですか〜?」担いでいた棺を大きく振り回す…
エルド「危ないじゃないか…」そう言うグッといつの間にか手元にあるロープを引く…するとѦレクリエムの左腕を変な方向へと折れる…
……その隙を逃さず勢いよくレギアとテットラは敵の方へと飛び向かう…
Ѧレクリエム「はぁぁ……失敗か、夜狼だけでもと思ったが……元気じゃん」そうブツブツと言い左腕から炎が舞い上がりロープは切れ腕が直ぐに治り2人を振り落とす…
……落ちるレギアはテットラの身を保護し地面に衝突する…
Ѧレクリエム「あ〜……帰る…」そう言い棺から靄が溢れその場から消えていく。
エルド「……さて、知らない人居るけど…敵対者じゃなさそう…だね」フードを上げαメリーの方へと歩み顔を見る…
……αメリーがラスにまだ慣れない回復魔法を使い癒している…
エルド「手伝ってあげるよ」そう言いラスの回復を手伝う…
ラス「うぅ……っ」意識が戻ってくる
エルド「もう大丈夫だね」
αメリー「あの…ありがとう」
エルド「………どういたしまして」顔が見えぬ様に背を向けて言う…
ギーメル「エルド…何故ここに?彼は…」
エルド「大丈夫、安定してる……だから少しの間だけ様子を見に来たんだけど…少し危なかったね」〈パン〉と手を叩き
エルド「戦争は勝利で終わり……聞きたい事は後で聞かせてもらうからね」
続く→