記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》の続きでございます…では、続きをご覧下さい。作者より
\\\\\\\\\\\\\場面は変わり\\\\\\\\\\\\\
ティファレット「へぇ〜」
瀧奈「そんな過去が…」
ベネット「いつも大事そうに持ってた理由ってそう言う事だったんだね」笑顔で馴れ馴れしくなってる…
メイザー「気色悪い…聞いた所でどうもならん…が、」そう言い剣の宝石を眺める
Tsアレフ「僕にもわかるよ…その気持ち、大切な親友がそこに居る…そんな感じがしてならないよね……」…
瀧奈「…ん?待って…その話しを聴くに…ギルメシアは、その戦友と敵のエンペラーって言う怪物と合体した存在なら、アレフも同じ様な感じだし…もしかしたら他も同じ感じなのだろうか?」
Tsアレフ「そこに目をつけるのいいね」
ベネット「ん〜あれ?確かに…」…
……一同は少し考える…
Tsアレフ「正直、記憶が無いんだ」
ティファレット「ん〜私……何だろぅ〜ぜーんぜん覚えてない…ん?」
ベネット「僕は、お祖父様から渡されて…裁判所でロディと会って初めて知ったので違いますし…」
メイザー「……正直、所有権の原理は曖昧だろう……ロディがガルムを扱っていたがアレは例外だ、本来は所有権を持つ者しか使用できない……例え奪ったとしても扱えるとは限らない…」…
Tsアレフ「そうなんだ…知らなかった」
オグリ「うぅ…頭が痛くなってきた」
爻綺「何だか難しいね…」
アズラト「ん〜…そもそも単純で良いんじゃない、例えそうでも始まりである元の持ち主がどの様に手にしたのか証明できない限りわからない事なんだから」…
ティファレット「そうだよね…」神秘的な矢を見つめて少し考える…
メイザー「宝石型か…」ティファレットのを見てそう呟く…
ティファレット「?…宝石型って?」
ベネット「何それ、聞きたい」食い気味に顔を出す…
メイザー「俺が見てきた経験での考えだ……持ち主に与えられるテーマに変化する物品型と、物で無く本体がガラスや石に変化する宝石型の2つある事に気づいた…」
ベネット「物品型と宝石型か……確かに僕のと確かアレフも宝石型じゃないね、2人のは確かに宝石が埋め込まれてる…」
Tsアレフ「……僕のは当てにならないと思うよ……でも、いい考えだと思う何か意味があるのかもしれない……」そう言い胸元から取り出す…
ベネット「どうして?」
Tsアレフ「…僕のは類似装飾品でマグナコアキューブじゃないんだ」
メイザー「宝石型は特徴は宝石を埋め込まれた物には持ち主と関連のある物の形に染まると予想した…。俺は剣、ロディは天秤、ギーメルは首飾り、ヴィリスは錫杖、ジェイドはリング、お前のソレ、そして…俺らなら知っているだろうが、ロスタードの球機魔石だ…」
ベネット「ちょっ……いや…マジか」
ティファレット「す…凄い……意外だね、見直したわ…」
メイザー「お前……」怒りがこもった声。
オグリ「なぉ…コイツはいちょう自分で王って話しに混ぜてたぞ…」
アズラト「あはははっ…面白いねぇ〜いつも剣を振り回してる所しか見せないからじゃないの〜ちゃんと仲良くしたら」
メイザー「関係ない…」
瀧奈「・・・案外、既に仲は縮まってるんじゃないか、別にそんなに悪くないんだしさ…いつもと違う感じでいいんじゃね」
オグリ「血の気しかなかった頃より親しみやすくなったしなぁ」爻綺の膝からメイザーの膝元の方へ移動する…
ティファレット「そうね〜私も結構変わったんじゃないかな〜ねぇ」
瀧奈「いや、今でもわからん…」…
ベネット「ごめんなさい、僕も」
ティファレット「ひぐっ(泣)」
アズラト「ふふ…さて、そろそろ」
爻綺「……鉄の匂い…近いですね」
草木の道から晴れ広い空間に出る…
そこに紅茶を嗜む変わった白スーツの男性、離れた所では壊れたロケットを調査する軍人らしき女性と緑色のローブをきた気品な男性が居た。…
アズラト「あら?先客ね…」
……車はある程度進み端っこに停止する…
変わった白スーツの男性は、全員に気付き紅茶を飲むのを止めて、品のある歩きで馴染みやすい笑顔でやって来る…
アズラト「あ〜2人とも行ってきて」
……歩いて来る男に気付き…爻綺とベネットは車から降りる…
?白スーツの男性「失礼、こんばんは……貴方達はここに何用で?」
ベネット「え、あ〜…人探しを…」
爻綺「僕達は乗組員の人達を探してまして、貴方達はこの森に何しに?」
?白スーツの男性「そうでしたか…私は降ってきた隕石の調査をする予定だったのですが…違いましてね……ですが不思議な事に、残念ながらここ周辺には乗組員が居ない様なのですよ…痕跡も無い…」
ベネット「居ない?そんな馬鹿な」
?白スーツの男性「一度ご覧になってください…その原因を今調べさせてるので」そう言い、2人を招く…
?白スーツの男性「他の方々はどうしますか?ご一緒に来られます?…ずっとこちらを覗いている貴方…」車の窓から見て瀧奈に目線を合わせる…
瀧奈「!…何かゾッとした…ちょっと行ってくる…」そう言い向かう
アズラト「瀧奈〜、友好的に騙されてきなさい…」一瞬、外に出る瀧奈に言う。
瀧奈「え?…」外に出ると、扉が閉まる。
メイザー「やけに嫌な顔をするな」
アズラト「ん〜同族嫌悪って言うのかな……振る舞いが自然過ぎるんよね、多分…悪意は感じないけども」
ロケットの近くまで来た3人は辺りを見渡すも、確かに誰もいなかった…
ベネット「どうしよう……」
瀧奈「本当に何処にも居ないな…」
?軍人らしき女性「………この辺はグールが多いから…大丈夫…」不器用に話しかけてくる
ベネット「まさか…そんな」
?緑色ローブの男性「肝心な所を抜かして、励ましになってませんよ…。もしかしたら我々が着くよりも早くここから離れて安全な所へ避難したかもしれませんから……それでもあの高さから無事だったとしても不自然すぎますが…」そう言い胸元から十字架のペンダントを取り出し祈る…
爻綺「さっき言ってた話しですが、何故…隕石の調査を?」
?白スーツの男性「…ファイズスリーの方々なら教えても構いませんね……私達は宇宙外生命体をご存知ですね、隕石内に居る生命体を捕獲し生態調査をしてましてね」
爻綺「何の為に…」
?白スーツの男性「おや?…不思議ですね……宇宙に行き次の移住場所を探し出したとして、そこに住む生物や環境を事前に知らなくてはならないものですが……聞かされて無いのですか?…新人?……または…」
〈ドゴゴ〉と音が聞こえ森が風に揺れざわめく…その様子に男は途中言葉を止める。
?軍人らしき女性「……行かないと」
?緑色ローブの男性「安らかに眠りを…アーメン…」十字架を十字に動かし祈る…
?白スーツの男性「どうやら、向かわないと行けない様だ…最後に名前を聞いてもよろしいかな?…」
爻綺「……コウキだ、君は?」
ハイルド「私は先程の通り研究者、名はルートヴィヒ・ハイルド と申します」
…男はお辞儀をし移動の準備をする、
?軍人らしき女性「持つ」片付けた家具や道具を持つ…
?緑色ローブの男性「無事に見つかる事を心からお祈りいたします…」
彼ら3人は森の奥へと消えていく。
瀧奈「……行ってしまった」
爻綺「正直、借り物の車と理由が上手く噛み合わなかったら…かなり怪しまれちゃったみたい…」
ベネット「宇宙外生命体だっけ、そこまで聞かされてなかったから仕方ないよ」
瀧奈「そんな事もしてたんだ…」
ベネット「確かにしてたけど……あんな人いたかな?」
\\\\\\\\\〈ザッ…〉\\\\\\\\\
Ѧレクリエム「はぁ…失敗しもうたわ」
……「その様だね…ご苦労様」…
…その人影の正体は、先程の…
ハイルド「新しい客人が来ている様だからね…そう簡単に進むものじゃ無いさ」
……
Ѧハイルド「さて、時が近い……ここからは、皆で動こう…」…
……神の放送者達(デウスキャスターズ)…
?軍人らしき女性「了解…」
?緑色ローブの男性「承知しました」
Ѧレクリエム「わかったよ…」
「我らの神童サマ」
Ѧハイルド「最後の日には判決を」…
続く→
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