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𝐆𝐞𝐚𝐭𝐬 IX
ハカ:17歳って私たちと同い年…
雪奈:(苗字は白瀬といいます)
コウ:へえ、“白瀬雪奈”か…いい名前だね。(優しく笑う)
雪奈:(褒めてくれてありがとうございます)
雪奈:(内心)“いい名前”…か…どうせ上辺だけの言葉に決まってる…信じられるわけない…
オッキー:(雪奈に優しく毛布をかける)寒いでしょ、これかけときな。
雪奈:(内心)柔らかくて温かい…こんなの始めて触った…
ローゼ:(雪奈の側に座る)辛いことを経験した人間には寄り添ってあげたほうがいいって学んだから…だから隣にいる…
雪奈:(紙に“ありがとう”と書く)
ユウマ:そこまで緊張しなくてもいいっすよ。そもそも俺も緊張してるんで人のこと言えないんですけど…
ハカ:ここは雪奈ちゃんをいじめる人なんていませんから安心してくださいね(安心させるような笑みを浮かべる)
ミレイ:救急セット持って来たわ。
ナナエム:大丈夫だよ。傷を治療するだけだから。
オッキー:傷見せてもらっていい?
光彩:オッキー、これは私たちが治療したほうが良いと思うわ。さすがに男性の方の前ではダメな気がするの。
ミレイ:じゃあそういうことだからここにいる男は一旦退出してね~。
ハカ:私たちに任せてくださいね。
ローゼ:呼びにくるまで別の部屋で待機してて…
ナギ:お前ら終わったら絶対に呼べよ~。
(男性陣が出ていく)
光彩:えっと…傷見せてもらっていいかな?
雪奈:(コクッ)
ローゼ:(雪奈にクマのぬいぐるみを抱かせる)これでリラクッスしてて…
光彩:ごめんね、タンクトップも脱いでもらっていい…?
雪奈:(タンクトップを脱ぐと痛々しい傷が大量に残されていた)
ハカ:痣に切り傷に火傷まで…それに同年代に比べてかなり痩せて…
ミレイ:ひどすぎる…
光彩:(救急セットからガーゼと消毒液、ピンセットと取り出すと傷を消毒し始める)雪奈奈ちゃん、痛かったら私の手を握ってね。
雪奈:(コクッ)
光彩:(消毒液を染み込ませたガーゼをピンセットで摘まんでポンポンと優しく治療する)
ミレイ:傷口が膿んじゃってる…包帯とガーゼを使った方が良さそうね。
ローゼ:大丈夫だから…あんまり緊張しないで…
雪奈:(内心)何で私なんかに優しくしてくれるんだろう…でも…心を許しちゃダメだ…絶対にもう…信頼していた人たちに裏切られて…捨てられるなんてごめんだ…これ以上人に対して心を開いて傷つきたくない…
ハカ:雪奈ちゃん、治療終わったよ。
雪奈:(内心)包帯が巻かれてる…
光彩:雪奈ちゃん、今日お風呂は控えておいてね。
雪奈:(コクッ)
ミレイ:雪奈ちゃん、毛布かけておくから寒かったら教えてね。カイロとか色々持ってくるから。
雪奈:(軽く頭を下げる)
ハルト:雪奈の治療終わったか?(ドアの隙間から顔を出す)
ローゼ:ちょうど終わったから入ってきていいよ…
ユウマ:雪奈さん大丈夫すか?
コウ:傷痛まない?
ナギ:安静にしてろ~。
オッキー:一体何があったのかどうしてこんなことになったのか教えてくれないか?
ナナエム:声出せる?一応話せないときに備えて紙と鉛筆持ってきたけど。
雪奈:(エムから紙と鉛筆を受け取ると何かを書き始める)
(助けてもらったのでお話する義務があると思います。私に何があったのかもどうしてこんなことになったのかの全てを)
コメント
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よしっ!異能力で雪奈の親潰しに行くか、