「はぁ疲れた〜。」
そう呟きながら俺は少し一休みをする。
「コレ見たらみんな寝ろとか言うんかなー」
そう呟きながら目を通した先に書類の山がある
、、、いま何徹目だっけ。確か寝たのが4日で今が7日。だから、えーと
徹夜し過ぎたせいなのか頭が上手く回らない。
うん少し寝ようかな。そう考えた瞬間今まで耐えていた眠気やストレスがあふれ、すぐに寝てしまった。
「オカシイ」
僕はそんなことを呟いた。
「どしたんドリミー」
どうやらさっきの独り言を聞いたのかきょーさんが話しかけた。
「イヤ,ラダオクンサイキンレンラクデキテナイ」
(いや、らだおくん最近連絡できてない)
らだおくんに連絡したら必ずすぐ返ってきたり、最高でも1時間待ったことがなかったから3時間経っても連絡しないということはらだおくんが忙しいのだろう。
「たしかにな」
きょーさんも心当たりがあったかのように頷いた。
「んじゃ、ちょっくらラダん家いくか?」
ときょーさんが言った。
「ウン」
そうして僕たちは車を走らせた。
ラダん家
「おーいらだー 」
きょーさんが呼ぶが返事がしない。
「らだー入るぞー」
きょーさんが思ったりいきなり入りだしたから
「エット、オジャマシマス」
そしてらだの部屋に入って行くのだった
「らだー?寝てるのか?」
きょーさんは寝ているかもしれない家主の家で大きな声でいう
ガチャ
きょーさんがひとつのドアを開けた瞬間
「っ!らっだぁ!」
急いで駆けつけるととても1人では終わらない量の書類の山が積み重なっており、胸を抑え、うなされている『らっだぁ』がいた
「ミドリ!」
きょーさんがそう言いながららっだぁの元へ駆けつけた。
「ウン、ワカッテル」
直ぐに救急車を呼んだ
(らだお大丈夫かな。)
心配になりながらきょーさんのお手伝いをしながら救急車を待った。
(うーん。 ここは?)
気ずけば病院にいた。
「なんで病院に?」
ふとベッドの横を見るとドリミーが寝ていた。
と、言う事は…
「もしかしてバレた?」
と呟くと
「何が“もしかして”だ。」
と言いながらきょーさんが病室に入ってくる。
きょーさんが手に持ってるものは、、、
「お菓子?!」
「はいはい病人は食べたらダメですよー」
きょーさんは素っ気なく返した。
「えー」
お菓子食べれると思ったのにー
「えーじゃない。それならしっかり休めー」
きょーさんがそう言いながらお菓子の袋を開ける。
「病室でお菓子食べる見舞いがあっていいのか」
ガラガラ
「こんにちはらっだぁさん」
いかにも医師ですみたいな格好をした人が入ってくる
「ああ、ご友人さんはどうしましょうか?」
先生がきょーさんをちらりと見る
…あれか。
おそらく医者が言っているのは俺の
奇病についてだ。
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