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最低人間

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最低人間

2 - 第2話

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23

2024年04月30日

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      〜第2章〜

     過去の行動に後悔

俺は来る日も来る日も家に行くが、やはり応答しない。自分の行動に後悔をした。あの時しっかり話してれば。我慢をさせすぎてしまったのだ。そして俺は思いついた。

「家がダメなら、初デート場所に行こう。」

ひたすらまいにちそこに通っては1時間待った。しかしいつまでたっても彼女の姿はない。連絡もつかない。自殺なんて考えたくもなかった。自分を少しでも悪にしないための逃げに出たのだ。この時の俺は。”最低”だ。

 時は流れれおもさすがに彼のことが心配になり、学校正門へ行くことになった。しかしすれ違い。その頃はもう初デート場所にいる。また、れおは自分を責めた。負の連鎖とはこのことだ。れおは自分を”最低”そう言い聞かせてしまったのだ。

本当に最低なのはどっちだろう。そう考えてしまう日々もある。100%俺なのに。逃げる自分がいる。情けない。これが俺たちの最大の危機だった。

 ひたすらにお互いにお互いを探し、自分を自分で責める。

 愛してやまないのに。本当は話したいのに。自分の気持ちを伝えたいのに。逃げてしまうんだ。

本当に俺、私は、「最低人間」だ。

   〜2人の距離を縮める地震〜

そんな中7月24日、広島を震源とする震度6強の巨大地震が発生した。市内は大混乱になっている。

しかし、1人、そう。俺だけは違った。 真っ先に助けたいと思ったのはれおのことだ。まだ好きなのだ。しかし、そこには想像を絶する風景があった。

駆け出した先にあるレオの家。土砂に埋まり、崩壊した家。まさに”地獄”だった。しかしそれでも俺はレオを助けたかった。自分の命なんてなんでもいい。レオさえ助かれば、ただその一心。

「れお!!れお!!返事しろ!れお!!」

そう響き渡る俺の声。

「こっち。きて。おねがい。」

確かにその声はレオだった。真っ先に振り向く。そこにはレオの姿。今にでも死にそうな。

この地震の時。本来はハワイに旅行計画を立てていた。しかし俺が断ってしまった。

あの時断ってなかったらと、また自分を責めてしまった。

「断らなかったら今頃こんな羽目にならなかった。ほんとにごめん。。」

そう心で思った。れおと俺は搬送された

   〜第3章〜お互いの気持ち〜

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