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トイレにて
美柚「オエッ………」
少し吐いたくらいであとは何も出てこなかった。
はぁー。久しぶりにこれはキツい…
頼んだやつ間違えたな…
身なりを整え、席へ戻る。
翔太がすごい暗い……
涼太「大丈夫?」
美柚「うん、なんか急にきたからびっくりした(笑)」
翔太「ごめん。俺のせいだよね…」
美柚「ん…まぁ、そうだねー。だから代わりにこれ、食べて?わたしちがうの頼も(笑)」
翔太「えっ…?」
照「ふはっ(笑)」
涼太「え、そう言うこと?(笑)」
美柚「え?(笑)」
メニューみて、中身に何が入ってるかもきいて、今度はちゃんと頼む。
美柚「なんか、この、ベリー系が無理だったみたい…」
涼太「そう言うこと。」
美柚「食べれないものあるんだ…びっくり。」
照「にしてもタイミング良すぎ(笑)」
美柚「仕方ないじゃん(笑)で、あの人とどういう関係なの?」
翔太「ん?……(食べてる)……こないだ久しぶりに会った。」
照「ふーん、それで?」
翔太「で、今日また会って、ちょっと話してて。せっかくだからお茶しよーって。この店入っただけ」
美柚「ふーん。で、次はホテルですか?」
翔太「ブハッ……なんで、そうなるんだよ(笑)」
照「美柚ちゃん(笑)」
美柚「浮気する人はだいたいそうだからねー」
翔太「しねーよ!」
照「浮気は人それぞれちがうからねー。さっきのも、美柚ちゃんが浮気って、いったら、それまでだから。俺なら許せないけど」
翔太「照、お前…」
美柚「そうだねー。何話してたか分かんないしねー。」
翔太「はぁ?………」
涼太「翔太。きをつけろよ。翔太がそのつもりなくても、相手がどうかは分かんないから。」
美柚「え。ちょ。涼ちゃん何気に怖いこと言わないでよ……」
翔太「うん。わかってる。」
照「あ、美柚ちゃん、きたよ。」
美柚「わぁー!美味しそ!いただきます!」
食べ終わったあと、照さんと涼ちゃんは買い物に。
わたしは翔太と先に帰ることにした。
翔太「体調大丈夫?」
美柚「ん…まあまあまかな。」
翔太「少しシート倒す?」
美柚 「うん……。」
助手席で、横になり、運転する、翔太の横顔を眺める……
綺麗な顔…
モテるよね。そりゃ。
美柚「翔太ー?」
翔太「ん?」
美柚「浮気ってどこから?」
翔太「へ?なに、浮気すんの?(笑)」
美柚「ん?別にー」
翔太「否定しろよ(笑)」
美柚「わたしある意味浮気し放題だからなー(笑)」
翔太「は?」
美柚「だってイケメン9人いるんだからさ(笑)」
翔太「んだよ(笑)メンバーとならご飯いこうが好きにしろ(笑)」
美柚「じゃあ、ホテルも?」
翔太「それはだめだろ(笑)」
美柚「あははは(笑)」
美柚「翔太?」
翔太「ん?」
美柚「大好き…」
翔太「…俺もだよ…」
美柚「……翔太?」
翔太「ん?」
美柚「なんもない……」
わたしはなんかわかんないけど泣きそうになって、背を向けた。
やっぱり、ちょっと不安。
今までの人と比べても仕方ないけど。
なんか、思い出しちゃう……
翔太「美柚?」
美柚「ん?」
翔太「ちょっと寄りたいとこあるんだけど、いい?」
美柚「………いいよ。わたし、乗ってていい?」
翔太「うん。そんなに時間かからないから。」
美柚「わかった…」