テラーノベル
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時刻はPM4:10 。
あの後 、 涼ちゃんが有り難い事に家まで送ってくれた 。
洗面台の鏡を見ると寒いのか …照れてる 、のか ….
顔が赤く染まっている 。
だから帰り道 、私の顔見て笑ってたのか …..!!
….なにか 、おかしいとは思ったけど ….。
…..っあ ….っ゙
涼ちゃんの事を思い出すとさっきの出来事を
思い出してしまう 。
手を洗っていた水を出しっぱなしにして 、
鏡で自分の顔をぼーっと眺める 。
__ガチャ …っ
元貴: ……ぇ 、なにしてんの?
元貴: っちょ 、 水 ….っ
シャーっという音を聞くなり 、元貴は慌てて
水を止める 。
ぼーっとしすぎて長居して
元貴が洗面所に入ってきてしまった 。
大森: へ …? っあ 、なに?
元貴: いやこっちがなに?そんなに顔真っ赤にして ….。
大森: っ …何もない 、部屋行く ….
元貴: 待って
その場から逃げ出そうとした時
元貴に手首を掴まれてしまった 。
大森: っえ ….なに 、
元貴: なんか ….あるんじゃないの?
大森: いやっ 、ま …ぁ ….?
元貴: 僕に話せるやつ?
大森: ……。
大森: ….話したくなったら話す
一言告げてから自分の部屋に戻ろうとする 。
階段を登っている途中私は考えた 。
なんで元貴はそんなに ….優しくしてくれるんだろう 、って 。
コメント
3件
そんなの好きだから心配してるんじゃんか!気づかないのがもどかしいな。