コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
若井「ねぇ〜元貴〜。今日色々お祝いしてくれて嬉しかった。最後に1つお願いがあるんだけど…。」
大森「なんだよ〜あらたまってぇ〜。」
元貴の色白の顔は、ほんのり赤く染まってて、語尾が伸びており、完全にほろ酔い元貴が出来上がっている。これは押せばいける。
俺は紙袋から、ネットで注文しておいたメイドのコスプレを取り出した。
若井「これ着てシたいんだよね…。」
大森「はっ??」
元貴はメイド服を、色んな方向から眺めジト目でこちらを見る。
大森「え、本気??こんなのまで用意して若井ってほんとに変態だね〜。」
呆れた表情でみられながら、変態と揶揄されるのにもどこか興奮している自分がいるので、元貴の言っていることはもっともだろう。
大森「そもそも、30手前の男がこれ着てもキツいだけでしょ。」
若井「いや!!そんなことない!絶対可愛いから、俺が保証するから!一生のお願い!」
元貴は顔の前で手を合わせて深々と頭を下げる俺を見て、少しう〜んと悩む仕草をして、
大森「まぁ…今日は若井の誕生日だし?特別だよ…。もし笑ったら許さないから。」
そういってメイド服を受け取ってくれた。
誕生日パワーって凄い。
元貴は別の部屋に行って着替えてくるらしい。手伝おうかと聞くと、恥ずかしいから絶対みるな!!とのこと。
なので、俺は寝室のベッドで座って元貴を待っている。落ち着かずにそわそわしていると、寝室のドアが開いた。