テラーノベル
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この天界では、悪魔は首輪をつける。
そして、感情を出してはいけない。
感情を出した悪魔は…首輪から電流が流れる。しかも、結構強い
俺は悪魔でもないのに首輪をつけてい?る。
何でかって?…分かんない。分かるわけないよ、だって、大人が決めたことだから。
「ねぇ…」
?…、誰だ?…
「ねぇ…君、ひとり?」
「うん…」
適当に返したけど相手はなんか…ニコッてしてた?でも、顔が見えなくて分かりづらい。相手がフードをかぶってるせいかな。
「そっか~、じゃあ僕と一緒だね」
声は…女の人?…で僕って言った????
「お姉さん、誰なの?」
思い切って聞いてみた。
「僕?、僕ね~、怜和」
「れ…お?…」
「そう、怜和」
怜和って言うのか~、珍しい名前だな…
「俺は雷飛です、怜和さんは…」
「敬語は抜いちゃって良いよ。面倒くさいし、難しいからね」
この人は面倒くさがりや?、でも、なんか優しそうでもある…
「怜和は、一人で何してたの?」
「散歩!、じゃあ、君は何をしてたの?」
何してたかなんて分かんないよ。捨てられたんだから…
「へ~、捨てられたんだ~」
「うえぇ!?」
思わす大きめの声が出てしまった。
「その様子だと、図星だね~!」
何で分かったんだ?、何をした?、どうして??…
ピーッ!!
?、何の音だ?
「雷飛!、好きな食べ物何?!」
え?、急に?
「は、ハンバーグ…とか?」
う~ん…後何が好きなんだろ。
そう考えている内に、焦っていた怜和が安心してた。
「怜和、何で急に質問したの?」
「えっと…、雷飛の首輪…黄色く光ったから、後ちょっとで電流が流れるとこだったから…」
電流?、あ~…忘れてた。
「雷飛、混乱させるようなことしてごめん!」
「いえ、そんなこと…僕が忘れてたのが悪いので。」
怜和って、結構優しいんだな…
「それじゃあ雷飛!、また会おうね!」
「え、もう行くの?、どこに?」
焦って聞いてみたけど、怜和はただ、ニコッってしただけで、何も言ってくれなかった。でも、なんとなく言いたいことは分かっていた。
『やらなきゃいけないことがある。』
そう背中で語っているように見えた。
あれから…、何年だ?いや、何百年か。
俺の首から首輪が外れた。他の悪魔もみんな首輪をつけていない。
「なんか、新鮮だな…」
首輪を急に外したからか、違和感がすごい…
周りの大人は…、そこまではしゃいでるってワケでも無く、まだ感情を出せない奴が沢山。
そいえば、昔会ったあの人、今何してんだろ…
顔は覚えてないけど、声ならしっかり覚えてる✨
いない…、いない…、まっっったくいない!!
どこに行ったんだ?、何してんだ?、誰といるんだ??…
「そこの君!、こんな所に居たら危ないだろ!」
誰だ?、何で危ないんだ?
「おい!、そっちへ逃げたぞ!」
「捕まえろ!!」
やけに騒がしい…って、誰かこっちに走ってくる!?
ヤバイ!、よけな…
ガシッ
?…、???…え?、今ガシッて、つかまれた?
「君、こんな所に居たら僕が殺しちゃうよ?」
走りながらかつがれて、話しかけられて、殺すとか言ってる…
「ぁ、あの~…」
「今喋らないで!、見つかる!」
おまけに喋るなと…マイペース過ぎないか??
「君、天使?悪魔?」
喋らないでって言ってたのに質問かよ…
「天使、だけど…」
「空、飛べる?」
「一応飛べます。」
何する気なんだろう。でも、俺が飛べるって言った後に、今フードがあって見えずらかったけど、確かに少しニコッてしてた。
「も、もしかして…飛ぶんですか?!」
「君、察しが良いね」
まじか~…
「でも、重くて同時は無理ですよ!!」
「行くぞ~、3…、2…、」
って、聞いてないし…
「1…、飛べ!!」
んん!…って、軽い?
「どこでもいい、遠くを目指せ」
急に静かになった…この人のテンポはどうなってんだ??
バッ!(着地音)
「着きましたよ」
「ん…」
何かさっきよりもっと静かになってる…
「あの…、俺、雷飛って言います!、貴方は…」
「?、雷飛?…どっかで聞いたような…」
こんな奴と会った覚えは無いが…
「あ、ハンバーグ…君、ハンバーグの?」
「ハンバーグ?」
なぜ?、なぜにハンバーグ??
「大きくなったな」
「?」
「僕だよ、怜和」