テラーノベル
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俺はいつも…
出来損ないで…
みんなの真似をしても
出来なくて…
頼りなくて…
みんなに笑って欲しかった…
みんなに楽しんで欲しかった…
俺のことを
好きでいて欲しかった…
もう
分かってるんだ…
みんなは…
俺のことが嫌いで…
目障りなんだろ?
なーくんは…
どう思うんだろう…
恩を仇で返しちゃったな…
ジェル「…」
ころん…
言ったよな
(僕はジェルくんが居てくれて良かった)
って
あれ…
本心じゃないだろ…
何で人が信じれないんだろう…
俺が俺じゃなくなってしまう…
誰か…
助けて…
ころんpov
プルルルル プルルルル
お願い…
出て…
プルルルル プルルルル
プルルルル プルルルル
ななもり。「…ジェルくん…」
莉犬「ポロッ」
るぅと「莉犬…」
ころん「ねぇ…出てよ…」
さとみ「ころん…」
ころん「出てよ!」
ころん「お願い!」
ななもり。「ころちゃん…」
ころん「何処にいるの!?」
るぅと「…」
ころん「ねぇ!」
莉犬「やめて…ころちゃん…」
ころん「あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ジェルpov
ここ…どこ…
暗い…
スマホ…
あれ…?
ない…
ガシャンッ!
ジェル「ぅ”」
なにこれ…
手枷?
…神様
俺は…
どうしたらええの?
助けて…
ななもり。「ジェルくんから連絡来た…?」
ころん「…」
プルルルル
ころん「ジェルくん!?」
莉犬「嘘!?」
ころん「もしもし!?」
「もしもし…」
るぅと「それ…本当にジェルくん…ですか?」
『ん”ー!』
莉犬「ジェルくん!?」
「チッ」
「今から言うところに金を持って来い」
「2億だ…○○町○○○-○○○」
プツッ
ツーツー
ななもり。「…いたずら…?」
るぅと「…」
莉犬「行こう」
ころん「2億…」
ななもり。「会社から借りよう…」
さとみ「…ごめん…俺…なんも…できない…」
るぅと「なに言ってるんですか…」
莉犬「さとちゃんの分まで頑張ってくるね」
さとみ「り…いぬ…」
さとみ「あぁ…よろしく…頼む」
莉犬「任せろ!」
ころん「ジェルくーん!」
プルルルル プルルルル
ころん「もしもし…」
「金は用意できたか?」
ななもり。「ジェルくんを!返して!」
『ん”…ゴホッ』
莉犬「ジェルくん!!」
『ゴポッ』
るぅと「今…助けますから…」
ころん「金は置いた…ジェルくんを返せ!」
「いいだろう…」
プツッ
ななもり。「おい…」
ななもり。「おい!」
ころん「ジェルくん!!」
ガチャンッ!
莉犬「ジェルくん!?」
ガシャン!
さとみ以外「…!?」
そこに居たのは…
ジェルくんで…
でも…痩せ細っていて…
すでに…息を
引き取っていた
後から聞いた話
あの電話から聞こえてきた声は
録音で
ジェルくんの本人の声
だけど…
その時にはもう…
ジェルくん…
君が最期に…
残した歌を
僕たちは…
冬のライブで
歌うよ
ねぇ…ジェルくん
君は…
どうして…
消えてしまったの…
Strawberry Prince until the very end
ジェル
君と出会えたあの日からこの旅は始まったんだ
Strawberry Prince until the very end…
楽しいことばかりじゃなかったね悔しくて 泣いた夜もあっただけど振り返れば いつだって君の優しい笑顔が そこにあったから
真っ暗な画面の向こう側君が見つけてくれた僕の声小さくて 震えていた僕の手を引いてくれたのは 君のぬくもり
ありがとう 伝えきれないほどの愛を君がくれたから
僕はここに立てるんだたとえどんな嵐が 吹き荒れる日だってこの絆だけは
決して解けはしない最後のその一瞬が 訪れる時まで君だけの王子様でいさせてStrawberry Prince until the very end.
当たり前のような毎日は奇跡の積み重ねだったんだね
一つひとつのコメントが僕の歩く道を 照らしてくれた
時の流れが 何かを変えてもこの胸の熱さは 変わりはしない
君と見た景色 全てが宝物
忘れないで 君と紡いだこの軌跡すれ違う日も 心は隣にいるよ
世界中がもしも 僕らを見失っても君のその声が 響く場所へ駆けていく
物語の幕が 閉じるその時まで
全力で愛を 叫び続けるよ
Strawberry Prince until the very end.
いつか今日を 思い出す日が来ても
寂しくないよ
繋がっているからほら、
見上げてごらん僕たちの未来は
まだ輝いている
ありがとう 伝えきれないほどの愛を君がくれたから
僕はここに立てるんだたとえどんな嵐が吹き荒れる日だってこの絆だけは
決して解けはしない最後のその一瞬が
訪れる時まで君だけの王子様でいさせてStrawberry Prince until the very end…
ずっと、愛してるよ。
La La La…
ありがとう。
Strawberry Prince until the very end.
ころん「ジェルくん…」
コメント
3件
うわ……読了しました。これは、かなり重くて、でも温かさも感じる話でしたね。 冒頭のジェルくんの一人称、自己肯定感の低さが痛いほど伝わってきて、胸が締め付けられました。「みんなに笑ってほしかった」「好きでいてほしかった」って願いが、最後まで叶わなかったのかと思うと……。あの電話の声が録音だったって気づいたときの衝撃は大きかったです。 仲間たちの必死さ、さとみくんの無力感、莉犬くんの「任せろ!」って強がり。一人ひとりの反応がリアルで、彼らにとってもジェルくんがどれだけ大切だったかが伝わってきました。そして最後の歌詞……あれはずるいですよ。泣きます。 これは1話というより、一つの短編として完成された物語ですね。伏線とか仕掛けを考えるより、まず受け止めたい作品でした。素敵な、そして切ない時間をありがとうございました。