莉生Part4 朝クラスへ入ると消しゴムがあちらこちらから飛んでくる。やめてよ。やめてよ。そんな声は聞こえないのに、人の反抗だけは聞こえる。どんな耳してんだよ?実はね元ドッグトレーナー部のみんなも話してくれなくなった。孤立した気分だった。なんで?俺なんか悪い事したの?悪い子はこの世にいたら駄目かなぁ。そんなことしか考えられなくなってどんどん弱っていって。自分でもなんで学校に行ってるか分かんないけどただただそこへ行って。家の布団が一番落ち着ける。誰からも邪魔されず、自分を整理できるから。陰湿ないじめはこそこそと卑怯に行われる。中学はいじめが多い教育委員会とかなにしてんの?ここにいじめがあるよ。助けてよ。困ったときは連絡しなさい。できると思う?常に誰かが追ってきてるこの俺の状況。その言葉は、その目はなんのためについているのか俺は問いたい。
次留Part4 日に日にあいつが弱っていく。そんな感覚がした。な、七森。そう声をかけても無視された。俺の心はとっくに折れている。何でやねん!なんで無視するん?ついに苛立ってあいつの机を倒してしまった。担任からお前は高3にもなって何してんだ?変なことするな。変なこと。それは机を倒してしまったことか、ギャグのことか。俺らの意見はまるで聞かずにさっさと去ってしまった担任。七森の気持ちは?俺なんて、どうでもいい。どうでもいい?七森はいつもこんな気持ちなのかな。俺はどうでもいい。そうなんかな。どうでもいい。それは自分を貶めるだけじゃなくて、心の負担にもなるんだ。もしかして俺のギャグはいらないもの?俺は俺のプライドのためだけに七森を連れ回していただけなのか?もんもんとした思いを胸に眠りについた。
はい!以上莉生&次留Partでした!どうでしたか??ぜひ感想教えてください!それじゃせーの!
おつらいー!!!
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