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続き待ってます!
⚠️あてんしょん⚠️
※ブルーロックより蜂楽廻くんとの夢小説です。
※主はアニメ勢なので設定の認識がズレている場合があります。
※年齢操作含みます。
※誤字脱字等の方はこっそりとご指摘お願いします。
よく晴れていて入道雲が綺麗に見える日だった。蒸し暑い空気でアイスが半分くらい溶けていた。実はこれくらいが美味しかったりもする。貴重な夏休みの1日で私は何をしていたんだろう。せめて散歩だけでも、と私は”お気に入りの場所”に向かった。人通りが少なくてとても落ち着ける場所。
しかし、いざお気に入りの場所に向かうと人影が少し見えていた。サッカーボールを抱えた男の子だった。目元には涙が滲んでいて、友達と揉めたあとだろうか。その姿はどこか放っておけない感じがして、私は声をかけた。男の子は驚いた顔で硬直してしまったので、私は話し続けた。
「ここ、お気に入りの場所なんだ。暇な時によく来るの」
「またここに来れば会える?」
男の子は想像以上に興味を示してきたので、もしかしたらね、とだけ返してその後は黙り込んでしまった。しばらく経ってから男の子は、「もう帰らなきゃ」と言ってその場を離れていった。
その次の日も同じぐらいの時間帯にお気に入りの場所に向かった。すると、しっかりそこに男の子はいた。こちらに気づくと昨日の様子とは裏腹に嬉しそうにこっちこっち!と手を振っていた。横に腰をかけるとそこからお互いのことを話した。それから分かったことといえば、名前は蜂楽廻くんで、中学3年生だそう。私と1歳差だというのに、かなり幼く見ていたことが恥ずかしく思える。でも蜂楽くんはそんなことを知らなかった。
蜂楽くんと会うことが続く日常ともお別れだ。まあ、またあの場所に行けば会えるかもだけども。それでもよく考えみれば蜂楽くんも受験生だ。本当だったら私と会っている暇なんて無いはず。きっと何とかしているんだろう、うん。
完全に夏休みは明けて、最後にあの場所で蜂楽くんと会ってから月日がすぎてもう2月下旬。私自身あの場所に行ったのは蜂楽くんとあった日が最後だった。今頃蜂楽くんは元気かな、会えなかった期間はずっと蜂楽くんのことばかり考えていた。そして私は考えた末にまたあの場所に行ってみることにした。蜂楽くんがいる訳なんてなかったけれど、もし本当にあれが最後だったら…と思うと行かないという選択肢はなかった。
寒くて凍えつきそうな中私は走ってあの場所へ向かった。手がかじんでいて、頬はまるで本当に氷のように冷たかった。特に急ぐ意味なんてなかったのに私は全速力で走った。着く頃にはもうヘトヘトで寒いなんて言ってられなかった。でもそこにはいつもの君がいた。あの日のように君がサッカーボールを抱えて目元に涙を滲ませていた。
「ば、蜂楽くん」
・高校1年生 15歳
・千葉県出身、千葉住み
・血液型…O型
・身長162cm
・好きな食べ物…マシュマロ、梅干し
・苦手な食べ物…コーヒー
・好きなゲーム…ポ○モン(新作のやつもリサーチ済み)
【夢主ちゃん雑学】
実はかなり頭が良くてノー勉でも80点は取っている。ただ、本人は自分を頭がいいと思っていません。