城ヶ崎陽向→「」 小湊圭一 →『』
剣術を習い始めて数ヶ月、私はほとんど完璧に剣術をこなして行った。
最近では、圭一と互角に戦えるようになった。
圭一と仲良くなって絆も深まったが、私はそろそろこの道場から出ようと思う。
なぜって、剣術だけ磨いて居ても、拳銃やナイフなどを使えなかったらもっと強くなれないからだ。
陽向「…(今日の夜に出るか…)」
私はその日の夜に出ることを決めた。
そして夜になった。
陽向「よし…(荷物もまとめたし、出るか)」
陽向「…(刀…1本もらっていこ〜)」
私は倉庫に行き、適当に近くにあった刀を手に取った。
陽向「…(飛鳥馬さん達、ありがとうございました)」
私は出口に向かうために道場を通ろうとしたら瞬間
ドサッと”鈍く”、”誰かが倒れた音”がした。
聞いた事がある音。
陽向「(お父さんが倒れた時の音と同じ!!)」
私はバッッっと道場のドアを開けた瞬間。
圭一『あれ〜?見ちゃった〜?』
陽向「圭…一…?」
私が見た光景は飛鳥馬さんを殺した圭一の姿だった
陽向「……」
小湊『あれぇ?陽向は動揺しないんだァ〜』
陽向「…圭一」
小湊『ん〜?何?警察でも呼ぶの』
陽向「そんなことしないよ…あのさ、圭一ってこの後、逃げるの?」
圭一『もちろ〜ん』
陽向「その、提案なんだけど……」
圭一『え?』
陽向「あはは笑、意味わかんないよね笑」
圭一『え?何何??』
陽向「えっとね、圭一って強くなって人を殺すために剣術をしてたんでしょ?」
圭一『まぁそうだよ』
陽向「私もそうなの」
圭一『そうだったの?』
陽向「うん。それと、圭一と一緒に行くと、もっと強くなれると思うの……いいかな?」
圭一『……いいよ〜僕も陽向と一緒にいたら強くなれる気がする(^^)』
陽向「ほんと!?」
圭一『うん(^^)』
陽向「…師匠の死体…どうする?」
圭一『そのままにしてたら?どうせ警察が来るだろうし〜』
陽向「そうだね。」
圭一『じゃあ行こニコッ』
陽向「うん!ニコッ」
私は圭一と共に行動することを選んだ。
圭一『ねぇ陽向〜』
陽向「何?」
圭一『陽向が持ってる刀、結構古いね?』
陽向「ん〜確かにねぇ」
圭一『古いのでいいの?他にも師匠の頃にあったんじゃないの?』
陽向「ん〜まぁ目の前にあったからなぁ、まぁ別にどれでも良かったかな笑」
圭一『適当すぎ〜笑』
陽向「そう?笑」
圭一『てか、陽向って、前よりも明るくなったよね』
陽向「そうかな?」
圭一『うん、初めて会った時よりも明るいよ!』
陽向「そっかぁ…(確かに、昔よりも明るくなったかもね…)」
陽向「てか、どこ行く?」
圭一『どうしようか?』
陽向「決めてないんかい笑」
圭一『あはは笑』
陽向「(* ´ ˘ ` *)フフフ」
この数ヶ月後、私と圭一はとある人達に会うことになった。
コメント
2件
もしかして、もう少しで賢志さんに会える…かな?!